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A Knight and A Poet's Tale

灯火親しむの候、如何お過ごしですか。
どうも映画スレ441です。
今回はこれにします。

映画 ロッ○・ユー!
ウィリアム×チョーサー

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

A Knight and A Poet's Tale Edit

 木陰からそーっと手を伸ばして、ジェフが脇に置いているインク壺を取り去った。
 ジェフはなんにも気がついていない。創作に没頭するといつもこうだ。ぼくが隠れている木の幹にもたれて、羽ペンを手に羊皮紙と睨めっこしている。
 文面を見つめたまま、ペン先をインクに浸そうとする。何度か空振りして、漸く壺が消えていることに気がついた。その時の表情といったら、なかなかの見物だった。
 「ここだよ」
 ぼくはインク壺を持って木陰から姿を現した。
 「ウィル、何だ君の仕業か。子供みたいなことするなよ。折角いい表現を思いついたのに、忘れちゃったじゃないか」
 ぼくの手からインク壺を取り戻し、上目遣いになって文句を言う。
 ぼくは彼の隣に腰を下ろした。「見せて」彼の手から羊皮紙を奪い取り、目を走らせる。相変わらず素晴らしい・・・・のかな?彼のことを、咳唾珠を成す言葉の魔術師だとか、我が国始まって以来の才能だとか褒めそやす人もいるそうだけど、難しすぎてぼくにはちっともわからない。
 羊皮紙を返して、ぼくは言う。
 「文章を書くのってそんなにおもしろい?ぼくはあまりおもしろいとは思わない」
 なんせ平民出身だし、まともな教育も受けてこなかったからね。
 「もっとおもしろいことがあるよ」
 言いながら、羽ペンを持つ彼の手を取った。
 「君が好きだ、ジェフ」
 ジェフの真っ白な面に、さっと血の色が差した。
 「だめだよ・・・・。恥ずかしいじゃないか」
 だけど、ぼくの手を振りほどこうとはしない。ぼくはニヤニヤ笑ってみせた。
 「よく言うよ。初めて会った時にはあんな格好で、堂々とぼくらの前に立ってたくせに」
 ジェフはますます顔を赤らめて、慌てた。
 「そっ、それは・・・・!それとこれとはまた別・・・・ん」
 彼は最後まで言えなかった。ぼくが彼を抱き寄せ、その唇を自分ので塞いだからだ。彼の手からペンと羊皮紙が滑り落ち、代わりにぼくの背中に回される。
 一頻り互いの唇を、舌を吸いあった後、ぼくは更にからかう。
 「あの時って、みんなに見られながら自分で脱いだの?それとも、寄ってたかって無理やり脱がされちゃった?」
 「もう!いいじゃないかそんなこと」
 ジェフは地面に両手をついた姿勢で、怒ったようにそっぽを向く。
 ぼくはジェフの胸をはだけさせた。まるで子猫の毛みたいな、ふわふわした金色の茂みの中から薄桃色の乳首が二つ、恥ずかしそうに顔を覗かせている。
 「さぁて、どっちからだ?」
 羽ペンを拾って、ジェフのエッチなおっぱいを代わる代わるくすぐった。決めた。羽ペンを放り出し、左のおっぱいにちゅっと吸いつく。舌先でコロコロ転がしてみる。
 「あんっ」
 ジェフが両手をついたまま仰け反り、いやらしい声を立てる。ぼくはジェフのもっと恥ずかしい所をもみもみする。ぼくのそこと同じように、既に充分に固くなっている。
 「う・・・・ああ、ウィル、気持ちいいよ」
 咲き乱れる花と柔らかな若草の褥に、ジェフのひょろ長い体をそっと横たえた。小鳥の囀りが聞こえる。ジェフのきめ細かな白い肌、濡れた乳首、ズボンの布地を持ち上げてぷっくり膨らんだ臍下。おかしいな、ジェフの裸なんか見慣れている(!)筈なのに、なんでこんなにドキドキするんだろう。
 ジェフ、君はまるで妖精みたいだ。
 その時になって、少し戸惑った。男性とは経験がない。女の子となら多少はあるけれど。それどころか、ジェフに会うまでは、自分が男の人を好きになるなんて思いもしなかった。
 正直に、そう打ち明けた。
 「そうなのかい?でも、俺は男の子もよく知ってるから大丈夫だよ」
 ジェフは安心させるようにそう言って、やさしく両腕を差し伸べ、ぼくを招いた。
 木洩れ日に輝く彼の金髪。細く柔らかで張りのない、その髪に指を絡ませ、顔を埋めた。いい匂いがする。彼の額に、瞼に、頬に口づけ、耳朶や耳の外縁を舐めた。指先で乳首に触れながら、耳の穴に舌を差し入れると、彼は深い溜め息をつき、身を震わせた。
 その表情と姿態の美しさ、艶めかしさに、ぼくは目を奪われる。この類稀な美貌と艶の中に、また類なき文学的才能が宿っているのだ。彼こそは正しく、神の器。どこかの変な音楽家とかに先に使われる前に、ぼく、ウィリアム・サッチャーがこの称号を彼に捧げよう。
 青葉香る森の中の、澄んだ泉の側で、ぼくは、後に我が国の文学史上に燦然たる名を残す文豪ジェフリー・チョーサーと、何時間も愛しあった。
 勿論、その頃のぼくはそんなこと知りゃしなかった。ジェフがそんな偉い人でなくても、口ばっかり達者なろくでなしの博打打ちでも全然構わなかった。大文学者だろうが、昼日中っから真っ裸で街道を歩く変人だろうが関係ない。こんなこと言ったらジェフや彼を評価する人たちは気を悪くするかも知れないけれど、ぼくにとってのジェフは、ただの愛しい男の人に過ぎないのだから。
 ジェフの薄青い目がじっとぼくを見つめて、微笑む。その色は、グレートブリテンの遥か北西にあると聞く氷の島の神秘の海だ。そしてジェフの肌は、その島に降る雪の色。
 その島は氷河で覆われているけれど、でも、火山に溢れていて、地熱で至る所に温泉が湧き出しているという。きっとジェフも同じなんだ。
 だってジェフの心の中は、全ての階級の人を見つめる温かい思いやりに満ちているもの。享楽とユーモアを追い求め、人生を、人間を、この世を肯定しようとする情熱で燃えているもの。ジェフの体の中はとても温かくて気持ちよくて、ぼくはどうかなっちゃいそうだ。これまで入ったことのあるどの女の子の中よりもずっと固くて狭いけれど、でも、ぼくをしっかりと包みこんでくれる。ぼくはあっ、あっと声を上げながら、ジェフの中で達した。何度も何度も。
 ジェフを抱いた、というよりも、ジェフに抱かれた、という感じだった。
 いつの間にか、日も西に傾いたらしい。森の下草を吹き渡る風が、汗ばんだ肌に少し冷たい。ぼくはジェフに腕枕をしてやりながら、彼の裸の体に自分の脱いだマントを掛けてやった。二人とも暫く黙って草の上に横たわり、清冽な湧き水の奏でる調べに耳を澄ませていた。
 何気なくジェフの横顔に目を遣って、驚いた。彼の閉じた目尻に、涙が一粒光っていたからだ。
 ぼくは身を起こし、ジェフに問いかけた。
 「もしかして、本当は嫌だった?」
 ジェフは首を振った。
 「まさか。愛してるよ、ウィル」
 そう言って、ぼくの頭に片手を回し、小鳥が葡萄の実を啄むような甘く、細やかなキスをくれた。
 「じゃあ、どうして泣くの」
 ジェフはそれには答えず、突然、こんなことを言い出した。
 「俺が協力するから、立派な騎士になれよ」
 「何だよそれ」
 ぼくは笑ったけれど、ジェフはまじめな顔をしていた。
 「そして、富と名誉と、俺なんかよりもずっと君に相応しいレディを手に入れるんだ」
 「止せよ、何言ってるんだよ。ぼくの恋人は君だけさ」
 ぼくは悲しくなってそう言った。その時は本当にそう思っていたから。
 ジェフはやっぱり、何とも答えなかった。ただ、寂しそうに微笑み、ぼくにマントを返して起き上がった。
 「さあ、そろそろ宿に帰ろう。ローランドやワットが心配するよ」
 彼の言葉や態度に戸惑いながらも、ぼくは身支度を始めた彼に呼びかけた。
 「ジェフ」
 「ん?」
 振り向いた彼は、いつもの掴み所のない表情に戻っていた。ぼくは躊躇いがちに言った。
 「あ、あの、今夜も・・・・」
 ジェフはにっこり笑った。そして、
 「いいよ」
 と答えてくれた。

Fin.

Edit

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

英国文学の乳

ごめんどうしても言いたかった

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