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白い巨塔 幹事長と医者
更新日: 2011-04-27 (水) 12:02:59
|>PLAY ◇⊂(・∀・ )ナツガクールトオモイダスー♪
四年前に放送してたお医者さんドラマの幹事長とお医者さんだよ!
ヤオイ未満!
そんなことはありません、と喉元まで出かかった声は、情けないことにあの時ぼくの中で固まってしまった。
「熊谷さん、四時になりました。もう、ぼく」
「………あぁ、そのようだな。まったく」
「なに、か?」
「この部屋の時計は壊れているんじゃないのか?君が来ると、いつもあっという間にさよならだ」
オペの前、ひさしぶりにそんな会話をしたことを思い出した。時計の規則的な音を聞きながら。
目の前にある、そして何度も見た彼の寝顔は、きっともう見ることはない。覚悟、と呼ぶにはふさわしくないのかもしれないその決意は、彼との関係が始まると同時に生まれていた。
ただ、不意に紡がれたさよならの言葉に心臓が止まるかと思った。不覚にも。
島へ帰る。そう、帰る決心をしたから。
だから、ぼくもさよならを言わなくてはならない。
このひとの口から初めて聞いた、さよならの言葉に応えられるように、深く深く礼をした。
□ STOP ◇⊂(・∀・ )テンテーノエガオモッカイミタイナー!
ドマイナーな二人だけど大好きなんだ…!
おそまつさまでした!
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