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捨て駒×アニキ

               ,-、
                 //||
            //  .||               ∧∧
.          // 生 ||             ∧(゚Д゚,,) < 1059婆娑羅の捨て駒×アニキです
        //_.再   ||__           (´∀`⊂|  < 長くなった…
        i | |/      ||/ |           (⊃ ⊂ |ノ~
         | |      /  , |           (・∀・; )、 < そしてあんまりえろくないかもしれない…!
       .ィ| |    ./]. / |         ◇と   ∪ )!
      //:| |  /彳/   ,!           (  (  _ノ..|
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 |_____レ"

「く、ァっ…」
押し殺した空間に熱を持った吐息とぶつかる様な水音が響く。むっとした熱気が、肌をしっとりと汗ばませていた。
元親の後ろで男が小さく呻く。と同時に、元親の胎内に熱い飛沫が飛び散った。
もう何度目か数えるのも億劫になっていて、四つん這いの姿勢のまま元親はぐったりと額を地面に付けた。
ずるり、と男の萎えた雄が元親の中から抜けていく。腰と尻の孔が痛い、頭も痛い。
「まだ終わってはおらんぞ」
冷ややかな声が届いて元親が顔を上げると、先と寸分違わぬ態度の元就が居た。
椅子に腰掛け、楽しんでいるのかすら窺えない無表情を浮かべて。
しかしその姿を目にした瞬間に顎が掴まれて、同時に後方から髪を掴まれて、そして口には先程達したのとはまた別の男の肉棒を押し込まれる。
独特の苦味を持った肉棒はお世辞にも旨いとは言い難く、元親は眉間に皺を刻んだ。せり上がってくる嘔吐感、これも何度目だろうか。
「ぅ、ぐっ…ん、んぅ…」
まともに呼吸が出来ず酸素を取り込もうと口を緩めると、肉棒が更に奥へ押し込まれた。
そのまましゃぶる様に前後され、元親は唇が擦り切れそうな感覚に陥った。
元就の後方からすすり泣く様な情けない声が聞こえてくる。元親の名を呼ぶその声の主は、捕らえられた部下達だった。

思い返せば。
奇襲をかけてきた毛利軍に大敗したのが原因だった。自軍の隙を突いた奇襲と自軍の倍は居るであろう兵に、元親には成す術が無かった。
辛うじて生き残った親衛隊が捕らえられ、元親は毛利元就の下へ向かった。
部下達だけでも何とか見逃してくれる様に交渉せねば、という考えの下だった。
案の定、冷酷非道と呼ばれる元就は今にも生き残りを皆殺しにしようとしていた。
自分の言にも耳を貸すかどうか、それは危険性の高い賭けだったが、元就はあっさりと元親の交渉を受けた。
生き残った部下全員分の命と引き換えに、元親の命を差し出す。交渉はそれで纏まった。
部下達の反対の声も押し切った元親はその時、死を覚悟していた。部下の為に死ねるとあらば本望だ。
だがそんな元親の覚悟を一蹴する様に元就は、あの氷の様な無表情のまま言ったのだった。
「貴様には最高の屈辱を与えてやろう」

元就の言葉を合図に、毛利軍の兵士達が元親を取り囲んだ。
暴力でも受けるのかと元親は考えたが、違った。兵士達は、暴力ではなく、暴行を始めた。
つまり屈辱とは凌辱で、元親は自分の親愛なる部下の目の前で辱めを受けたのだった。
慣れてもいない元親の後孔に、毛利軍兵士の男が無理矢理に自身を捩じ込む。
裂ける様な鋭い痛みに顔を歪め気を失いそうになった途端、口に別の兵士の雄を押し込まれた。性器独特の臭みが元親の口内を蹂躙する。
孔に性器を突っ込んだ男が律動を始めると裂ける様なあの痛みが更に増す。それは身が千切れる様に鋭く、意識を失いそうな程に深かった。
後ろは目茶苦茶に犯されて、口で無理矢理に奉仕をさせられて、そして暫くすると前後両方の男が堪え切れぬと言う様に達した。
前の男は口内に熱い欲望を注ぎ込み、後ろの男は胎内にぶちまける。
口の中へ注がれた精液は飲み下す事が出来る筈も無く、嘔吐感を押さえ切れぬまま吐き出した。
同時に、吐瀉物も零れる。汚いな、と誰かが嘲笑う声が聞こえた。
そうして二つ分の肉棒が口と体から出ていくと、元親は脱力した様に地面に倒れ込んだ。
閉じてしまいそうな目で見つけたのは、血に濡れた己の太股だった。
しかし次にはすぐに腰を持ち上げられて、休む間も無く次の兵士が性器を挿入してくる。
痛みに顔を上げゆるゆると目線を遣ると、囲んだ兵士達が今か今かと自分の番を待っていた。その数は数え切れない程で。
終わりの見えない行為に元親は、背筋を震わせた。

代わる代わるに兵士達は元親を犯し凌辱し無茶苦茶にしていって、…そして今に至る。
「んん…ん、ぅ、…ッは…」
機械的な動きで元親が奉仕をしていると、その腰を分厚い手が掴んだ。
すぐに、尻の中へ捩じ込まれる感覚と熱。だが、始まった律動に元親は痛みを感じる事はなかった。
この短時間に何人もの男を受け入れて、元親の体はすっかり慣れてしまっていた。
或いは痛みが麻痺していただけかも知れないが、そんな事は元親にとってはどうでも良い事だった。
ただ、痛みを感じなくなった事を喜ぶ事が出来ないだけだった。
「アニキぃ~…」
涙混じりで自分の名前を呼ぶ声がある。その声の呼ぶ方へ視線を遣ると、部下達が顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。後悔している様に、泣いていた。
普段ならば泣く事はおろか、そう簡単に焦る事も無い海の男達が、顔面を蒼白にして、涙と鼻水で顔を汚して。
そんな部下達にも元親にも構う事無く、奉仕をさせていた男がぶるっと腰を震わせた。
男は元親の口内から性器を抜くと、その端正な元親の顔に精液をぶちまけた。
熱を持ちねっとりとした白濁が元親の顔を汚す。その様子を見て、捕らえられた部下達は一層に顔を青くした。見てはいられないと、首を垂れている者も居る。
「は、あ、ぁっ…ひぅ…ッ、」
そんな元親の部下達にも、そして元親自身にも気にする事無く、後孔に性器を突っ込んだ兵士は激しく腰を打ち付け続ける。
元親の口からは嬌声とも悲鳴とも取れぬ声が漏れた。歯を食いしばる気力も、もう残ってはいない。

「ふん、」
不意に、鼻で笑う様な声が聞こえた。小馬鹿にした様な、何処か怠惰を混ぜた様な声。
兵士に腰を揺さぶられながら、元親はゆるゆるとそちらを見上げた。そして僅かに目を丸くする。
この凌辱行為が始まってからと言うもの、野次を飛ばす事も笑い声を上げる事も無かった。
それどころか表情の変化さえも無かった。ただ、少し離れた所に座って元親が凌辱される様子を眺めているだけだった。
その元就が、此処に来て初めて表情を変えた。
だがその表情は愉快でも無く嘲りでも無く、ただ、飽きた様な怠惰なそれだった。
「思った以上につまらんな」
そしてそんな言葉を口にする。元親に言う様な、けれど独り言の様な口調で。もう飽きた、という感情が言外に含まれていた。
これだけの事をして、…これだけ元親を辱め、これだけ元親の部下達を傷つけて、初めて零した感想が『つまらない』。
元親は目の前が真っ暗になる感覚に陥った。
此処までの屈辱を味わって、此処までの苦しみを味わって、それを『つまらない』で終わらせると言うのか。
「もう少し面白みのある男だと思ったが」
先の言葉通り至極つまらないという風に元就が続ける。元親は、元就を睨んだ。頭がカッとなって、酷く気分が悪い。
「…ッ、…てめェ…っひ、ァ!…っふ…」
しかし元親はすぐにその顔を伏せる事になった。後ろで律動を繰り返す兵士の肉棒が質量を増し、元親の内側の深い部分を抉ったのだ。
そしてそのまま動きが激しくなって、兵士はあっという間に胎内で精液を吐精した。
びく、と元親の腹と腰が震える。倦怠感と脱力感が再び元親を襲い、へなへなと地面に崩れた。

荒く、肩を上下させる様に呼吸をしながら顔を動かす。視線に、元就を据える。
元就は立ち上がっていた。つまらないと言う様な顔をして、冷えた視線を元親に落として。
「我は先に陣へ戻る。…貴様はまだ楽しんでいるが良い」
嘲笑う様でも無く馬鹿にする様でも無く、淡々と言う。それが元親には酷く重く響いた。心の奥底に、ズン、と沈む。
元親が、更に元就へと文句を言おうとして口を開いた瞬間、ぐっと後ろから髪を引っ張られる。
今度は自分の番だ、とばかりに他の兵士が、髪を引っ張ったまま腰を掴んだ。そのままの流れで、後孔へと猛った雄が捩じ込まれる。
突っ込まれて、押し込まれて、掻き回されて。元親の感覚が、また嘔吐感と酷い頭痛に戻っていく。
僅かに揺れた視界の端に、今にも自害してしまいそうな表情の部下達が居る。元親の名を叫び、泣き喚いて、兵士達へ罵倒を浴びせている。

そして、その部下達の向こうに。
歩き去っていく、元就の姿が見えた。一度も足を止めず振り返る事も無く。少しも興味が無いと言う様に。
その姿を見て、妙な倦怠感と、小さな敗北感と、そして、奇妙な安息感を覚えて。
元親は、目を閉じた。

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.          // 止 ||             ∧(゚Д゚,,) < だらだら書いたらこんなことに
        //, 停   ||__           (´∀`⊂|  < 終わりが微妙ですみません…
        i | |,!     ||/ |           (⊃ ⊂ |ノ~
         | |      /  , |           (・∀・; )、 < おわり~

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