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野球 北海道日本ハムファイターズ

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                     |  モララーのビデオを見るモナ‥‥。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  相変わらず悪趣味
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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風゜呂焼き卯、最北端のチ仏 その2

むしゃくしゃするなぁ…。
ホテルの部屋は意外に殺風景だ。暗がりの一部を白熱灯のライトがぼんやりと浮かび上がらせて
いる。
目を閉じると今日の敗戦が脳裏をよぎる。
相手チームの歓声と、味方の落胆の表情。ホームベースに目を向ければ、俯きがちに帽子のつば
に手をかける投手と、その投手の肩に手を置いている捕手の姿。数イニングを受け持った投手よ
りも、フルイニング投手のボールを受けつづけた捕手のほうが疲労は大きいに違いない。敗戦の
責任を大きく感じているかもしれない。それでも彼は投手に何か話し掛けていた。
俺はその捕手に話し掛けようとして、結局できなかったのは…自分が勝利へ貢献できていないか
らだろうか。
俺はもう何度目かのため息をつき、寝返りをうった。
その捕手とは、もう長い付き合いになる。
学生時代から親交があった上にチームまで同じになるなんて、何か縁があるんだろう。
一緒にいて疲れないし、からかうと面白い。最近はからかっても反応が大人になってきたせいか
自分の悪戯も徐々にエスカレートしてきた気がしないでもないが、まだ嫌われてない。多分、彼
は俺を嫌うことはないだろう、この先ずっと。
俺は、彼とは他の誰よりも強い確固たる繋がりがあると思っていた、思い込んでいた。
そう思い込んでいたほうが、俺にとっては幸せだっただろう。このままの関係が、未来永劫続く
と、そう思い込んでいたほうが…。

何故だろう、その日はやたらと目が冴えて、居ても立ってもいられなくなって部屋を出た。
あいつの部屋はどこだろう。
Tシャツにハーフパンツといういでたちで、俺は心当たりのある部屋の前をうろうろした。
こんな時間だ、違う人間の部屋のインターフォンを押してしまって間違いましたでは、申し訳ない。
時間にして数分だろうか、冬眠から覚めた熊みたいにうろうろしていた俺を、誰かが呼び止めた。
「なんだ、お前。不審者かと思ったぞ」
呆れた声の主は、今年度からコーチを兼任することになった、ベテラン捕手。
傍に寄るとふんわりとホテルに備え付けてある石鹸の匂いがしたから、シャワーに入ったばかり
なのかもしれない。
「まだ寝てないんすか…けっこう宵っ張りスね」
「お前もな。俺はちょっと喉乾いたから何か買いに行くんだけど。お前も何か飲む?」
「え…」
「もし寝れないなら話し相手くらいにはなるぞ。寝れないんだろ、無理して寝ることないだろ。
俺の部屋、この突き当たりだから」
と、彼は部屋のカードキーを俺に渡して、スタスタとエレベーターホールの方へ歩いて行って
しまった。呼び止める間もなく姿が消える。
あ…、あいつの部屋、彼に聞けばよかったんだ。同じポジションだし、知ってたかもしれないのに。
でも、もう仕方ない。彼のキーを持って帰るわけにもいかないし。

俺は言われた通り廊下の突き当たりまで歩いて、カードキーと部屋番号を確認してから鍵を開け
部屋に入る。彼の部屋も俺の部屋と同じように殺風景だった。
ベッド脇のテーブルにはノートとメモ帳、赤や青のペン、そして清涼飲料水の缶が2本ある。
さっきまで誰かいたのだろうか?
誰もいないはずなのに、そこに誰かがいるような気がして妙にそわそわする。
俺はやっぱり冬眠から覚めた熊みたいに、部屋をぐるぐる、うろうろと歩き回る。
そのとき、…カタン、と、バスルームから、音が鳴った、気がした。
ぴたりと俺の足は止まる。
…やっぱり、誰か、いる?

人の部屋を勝手に見て回っていいものなのか、俺が僅かばかり逡巡していると、声、が、した。
この部屋の主の名前を呼ぶ声。
小さく、弱々しい声だったけど、俺は確かにその声に聞き覚えがあった。
ひやり、と背筋を薄ら寒いものが走った。

がちゃ、と、部屋とトイレ、バスルームを分けているドアを開ける。
右手に洋式の便器があり、左手にバスルームへと続く擦りガラスのドア。
明かりがついている。人影がある。
それが誰なのか、それは確信に近かった。だが、何故彼がそこにいるのか、何故部屋の主の名を
呼んだのか、それらは俺に疑問を投げかけることなく、ただ俺をその場所に吸い付けた。
ギ、と蝶番の軋むわずかな音と共に俺の視界に入ったそれは、俺の思考力を完全に奪うには
十分なものだった。
じっとりと湿度のある空気は生暖かく、ぐっしょりと濡れた服をまとったままの「彼」は、両手
の自由を奪われ、その視界すらも柔らかそうなタオルで遮られた格好で、タイルの床に転がって
いた。
開きっぱなしの唇の奥には舌がちらちらし、小さく、名前をくり返している。
勿論、俺の名ではない。

張り付いた白いシャツ越しでも、その乳首がすっかり立っているのがわかった。
下腹部も、濡れた綿のスラックスを押し上げ、時折びくびくとその腰を揺らめかせた。
「な…かじ……さ…、ツ…ライ、です…」
泣き声を含ませた声は、俺には到底ツライものだとは思えなかった。
声には十分艶が含まれていたし、声の底には甘い響きさえあったのだ。
それ以前に、彼が納得せずに、こんなことを甘受するはずないのだ。
俺の目は助けを求めるようにバスルームの天井をぐるりと一回転し、勿論意識しての行動では
なかったが、ほとばしりそうになる悲鳴を押さえるために手を口元にあてた。
たぶん、俺が「それ」に向き合っていたのは、ものの十数秒だったはずだ。
にもかかわらずそれを対峙していた時間は永遠かとも思えるほど長く、ヴヴヴという電子音も
はっきりと聞こえた。スラックスの端から細いピンクのコードが出ていて、そのスラックスの
下で何が施されているのか、容易に伺い知れた。
がたん、
俺は自分が立てた音にびっくりし、よろめきながら部屋を飛び出した。
カードキーは部屋の外にほうりだして、ただひたすら自分の部屋を目指し、ベッドにもぐりこんだ。
夢だ、夢だ、これは、夢だ。
忘れなければならない。
彼と、アイツがそういう関係で、ああいう遊びを繰り広げているということを。
俺の与り知らぬところで、あんな遊戯をしていることを。
俺の、知らないところで…。

悶えるあいつを嬲りながら、「ちょっと刺激、強かったかな」などと彼が呟いていることなど
俺が知る由もない。

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禿上がったかな?w>2323な2類種


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