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N/A/R/U/T/O トビ×デイダラ

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        //_.再   ||__           (´∀`⊂|  < お面×粘土
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         | |      /  , |           (・∀・; )、 < エロありです
       .ィ| |    ./]. / |         ◇と   ∪ )!
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 |_____レ"

mellow hollow

彼と組んでから初めて違和感を覚えたことがある。
こちらから話しかけなければ彼は殆ど何も喋らない、ということだ。

オレは空を仰ぎながら岩や木を器用に避けて歩き、
後ろでふよふよと飛ぶ鳥の打つ風を感じつつ、じつはずっと彼の気配に注意していた。
三尾を捕まえたのはいいものの自分のコートはびしょ濡れだ。
すこし休憩をとりたいもののこのままいつまで沈黙が続くのだろうと、
くだらない遊び心と対抗心で口にチャックをしている。
(...別に、待ってるわけじゃないけど、)
何度も目にしたサソリとデイダラの様子を思い出す。
寡黙で冷静なサソリと、暇さえあれば芸術について語らおうとするデイダラ。
それなのに彼は自分に何も話題を持ち出してはくれないのだ。

森の中の少し開けた場所を見つけ立ち止まると後ろでボンッという音が響いた。
軽い足音がそのまま自分の方へ向かってくる。
[おい、トビ、何止まってんだよ]
右から覗き込んでくるその童顔はよく見せる苛々とした表情を浮かべていた。
[あー......いや、えっと、今日はこのまま此処で寝るんスか?]
考え込んでいた自分を誤魔化すように少し大袈裟に悩んでみせる。
[今日はもう暗ェし、それに俺は疲れてるしな...うん。トビ、お前だってチャクラ切れてもうへとへとだろーが]
[.....はぁ]
いたたまれない気分だ。
まだ組み始めたばかりだからか、元々そこまで息が合わないからか、はたまた両方か。

静かだ。濃紺の空にはぽちぽちと白い斑点が輝いている。
(眠れ....ない....)
体は疲労の色を示しているのに一向に眠気は襲ってこない。
意識もはっきりとしていて僅かな川の音まで聴こえてきた。
ふと体を横に倒し丸くなった毛布を見つめる。
夜目にも分かるほど鮮やかな色をした金髪が乱れている。
起きている自分にはちょっと冷たいぐらいの風も、寝ている身には寒く感じるのか、もぞもぞと動いている。
その様子がまるで芋虫に見えて小さく笑った。と、その奇妙な動きが急に止まった。
[あ...もしかして、起こしちゃいました??]
[..起きてた....]
くぐもった返事に、つい嬉しくなる。
[あ、じゃあちょっと話しませんか?]
肘をついて彼を眺める。
年の割には小柄な体が反転し、むっくりとふくれた可愛い顔がこちらを睨んでくる。
[オイラは寝たいんだよ....うん.....寝れないだけで]
いつものことなのだが、この顔を見ると歪ませたい気分にさせられるのは何故なのだろう。
ふくりとした丸い頬と、眉間に皺を寄せるそのギャップがおもしろい。
夜風が目に沁みるのか濃い睫毛を張り付かせながらぱちぱちと瞬きを繰り返している。
[オレもなんスよ、でもなんでか眠気がなくって....]

だが彼はまた布団の中にもぐってしまっていた。
まるで何も聞きたくないというように芋虫状態に戻ってしまったのだ。
[っ...]
たしかに眠い身には俺の無駄話なんてクソの足しにもなりゃしないだろうけど。
寝ようとしてるの邪魔されてムカついてるうえにオレのふざけた口調なんて耳障りにしかならないだろうけど。
[.........あーあ!]
わざと届くように大きい声で唸りながら布団に倒れた。
今ので少し腹が立った。嫌な気分だ。だからもっと眠れなくなった。
心の中でデイダラに文句を叩きつけて眠れないもどかしさをぶつけた。

不意に。脳裏に浮かんだサソリとデイダラの姿。
デイダラの笑顔を見かけるのは大抵サソリの横でだった。
オレは?しかめっ面しかまともに見たこと無い。
笑った顔なんて。
どんなにちょっかいかけたって返ってくるのはそっけない一言。
両腕を頭の下に組み、また空を眺める。変わらない、星がただただちらつくだけだ。

隣から寝息は聞こえない。ということは、まだ起きてるのだろうか?
ふとオレはおもしろいことを閃いた。
そっと腕を伸ばし、勢いよくその腰を掴む。
[えっ、]
10本の指を動かしてこれでもかとくすぐった。彼の頭が俺の方にのけぞった。
[ひゃ、あっははははははは、や、やめろってトっ、ほほっ、ひゃははははっシャっ、シャレんなんねっ、っうん、あっはははっはははっ]
普段の低い声からは想像も出来ない甲高い声を出しながらくねくねと身を捩らせる。
それがあまりにも可笑しかったので暴れる体に抵抗して更に力を強くしてくすぐる。
ひぃひぃと笑う彼は強烈なくすぐったさに涙を浮かべていた。
[..デイダラさんって脇弱いんですねー、楽しー、新発見だぁー]
ふざけたように言いながら手を尻のほうへ滑らせた。
右手で脇腹を撫で擦りながら左手をズボンに掛ける。
彼の餅の様な頬が紅潮し開いた口からは苦しそうな息と笑い声が漏れている。
ずるっと尻が剥き出しになった。それを欠かさず左手でむぎゅぅっと揉んだ。

[ぎゃあっ!!!]
笑い声が止まった。俺の手も止まった。
やばい、やりすぎたかもしれない。
サァーッと危機を感じ、顔を覗き込んだ。
しかめっ面になっているかもしれない、と思いながら。
また怒られて爆発させられるかもしれない、と思いながら。
だがそこにあったのは笑いすぎて眼に涙を浮かべたまま大きい眼をもっと大きくしているデイダラだった。
放心したかのように固まっている彼がぎこちなくこちらに顔を向けた。
だが、瞬間的に眉がつりあがるのを見て、また俺は左手で尻を揉んだ。
[きあっ!!]
ずいぶんマヌケな叫び声があがる。
体を動かしたせいでその時の俺は少し興奮していたのかもしれない。
そのまま尻を揉みしだいていく。
怒鳴ろうとしていたのだろうが彼は薄く息を吐いてその感触を拭い去ろうとまた身を捩りだした。
逃げようとする体を右手でつかまえる。

股間で小さく存在を主張するもの。
[...、トビ...やめろよ、うん。オイラ、やだ........]
[は、あはっ、]
思わず右手でそれを握る。すごいことだぞこれは。
[アンタ、勃起してんじゃないですか。あは、はは.......]
まだまだ勃ちあがったばかりなのだろう、三本の指でくくりきゅぅっと力を加えてみる。
[んっ...!!?]
びくんと肩を震わせた彼を見て少なからずオレの下半身にも血が集まっていくのを感じた。
もうやめろいいかげんにしないとやばい、頭の中ではそうわかってるのに。
ぷるぷるしたその唇に涎が伝うのが目に入ったから。
ぎゅうと眼を瞑る必死な顔が目に入ったから。
[アンタ、.....そんな顔も出来たんスね...はっ、ずりぃや....]
[....??...なに、いって.....あ、はぁっ、は]
[ねぇ...]
手を動かしながらオレは囁いた。
そのままゆっくりと撫で上げるようにして愛撫していく。
一方で自分のそれはもう完璧に勃ちあがっていた。
ぐいぐいと尻に押し付けるとはっきりと怯えを表す。
楽しくてたまらなかった。もっとからかいたくなっていた。

[アンタ..そんな顔もサソリさんの前でしてたんですかぁ?]

[!!??なっ、はっ?、ぁあああっ....!!]
ぶるっと彼が痙攣し、白い精液が、流れ星のようにオレの視界を横切った。

オレにもいろんな話をしてほしいのだ。
オレにもいろんな顔を見せてほしいのだ。
それなのに、オレは、それだけのために、彼を犯してしまった。
傷つける事しかできないのか?
オレはあの人の代わりにはなれないのか?
デイダラの金髪が乱れ腹は白く汚れていた。
もう、冗談では済まされないだろう。
もう、笑って謝るだけでは済まされないだろう。

けれど、アンタと組んでる限りは・・・

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                 //||
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.          // 止 ||             ∧(゚Д゚,,) < ダメダメですね
        //, 停   ||__           (´∀`⊂|  < お目汚し失礼しました。
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         | |      /  , |           (・∀・; )、 < ちなみに⑦は⑥にいれるつもりですた・・・
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