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禿高 和紙図

棚の姐さんたちに感謝とエールを送りつつ…

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )禿高 志波×和紙←亜欄が前提

疲れたな…。
背広を脱ぎ、おぼつかない足取りでステップを降り通りへ出る。
夜風が気持ちよかった。
今日は身体的疲労に加えて、精神的に疲れている自分を感じた。
普段どこにいるか判らない敵を警戒し、どんなときも意識して隙を見せることの無いように
努めている自分がこんな格好で往来にいるのがその証拠だ。
後で精神力が回復してからこの状況を省みたときに後悔することは判っていたが、
それでも今は微塵も自分を律する気になれなかった。

溜息を吐き、ポケットの中で携帯を弄ぶ。
近頃、時折ひどく優しげに自分を見つめてくるようになった
金髪碧眼の青年を思い浮かべたが、頭を振ってそれを打ち消した。

本当に弱っているときは、もうあいつを利用するのは危険かもしれない。
7年前に自分に誓った、その目的のためには自分自身でさえも
何時でも切れるようにしておかなければならない。
客観的判断を鈍らせるような存在は志波野だけで十分なのだ。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )
ドラマの行間があまりに美味しくてエロくて怒りを感じる今日この頃。


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