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巡視任務

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                     |  中尉とドクターもの 新たな展開?
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  よろしく!
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 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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「そうそう」
今夜も、いつものようにひとつのベッドで互いの肌のぬくもりを確認しあった後、ドクターが嬉しそうに中尉に話した。
「アルフは来週から巡視にでるのですよね?」
宇宙軍では分隊ごとに1ヶ月間、宙域の巡視任務がある。4分隊に分割されているので1年に3回(3ヶ月)巡視が回って来る計算となる。
「ええ、約1ヵ月間のお別れですね」
一緒に暮らしはじめて初めての巡視・・・なのに嬉々とした表情で言われては、少々ではなく寂しい。
「その巡視、私もご一緒させていただく事になりました」
「えっ?」
さすがにちょっと意外だったのでつい聞き返してしまった。
「今回は新兵の訓練を兼ねての任務だそうで、本来なら分隊ごとの衛生兵もいますから特に私が同乗する必要はないのですが
 今まで一般の客船にしか乗艦した事がないと話していましたら、では一度巡洋艦を体験した方が良いとの話になりまして」
「そうですね、基地に配属されたのならば一度は乗っておいた方が良いでしょう。地上の軍病院や医務室とは
 かなり勝手が違うでしょうから」
「そんなに違うものなのですか?」
「ええ、かなり」
更に続ける
「一口に船といっても客船のように居住空間を最優先的に確保さた艦とは違います。通常士官は狭いながらも個室がありますが、
 下士官は身動きも殆ど取れないようなベッドを交代で使う事になります。これに慣れていない新兵の頃は日々の任務より、
 休息がうまくとれない事で精神的に堪えたりしますよ」
「実はそれも今回私が乗艦する理由らしいです。どうせ乗艦するならば肉体的にも精神的にもトラブルが起きやすい、今回のような
 巡視に同乗する方がお互いメリットが大きいだろうと、アルフの隊の分隊長が決めたようですよ」
各分隊の中においても中尉の所属する隊の分隊長である大尉はキレ者と言われている。そしてそれを補佐する中尉もまた軍上層部から
高い評価を得ていた。
なる程・・・確かに理に適っている。納得すると同時に、思いがけず1ヵ月の別離がなくなった事が嬉しかった。
それが顔に出たのだろうか
「嬉しいですか?」
抱きつくように中尉の胸にもたれかかったドクターが微笑む
「ええ、もちろん」
そう言いドクターの身体を抱きしめ、口づける。口づけは次第に熱を帯びてゆき、再びふたりはひとつになった。

宇宙軍の巡視任務は管轄宙域の警備が主な任務である、星間航路の要所もあるため事故の他に宇宙海賊の捕獲等、おおよそ起こり得る
全ての事への対処を都度求められる。
しかし要所と言っても比較的平和な星域なので、何事もなく任務を終える事も多い。今回もそういった意味では平和な任務だった。
が、巡視艦内はそうではなかった。
今回新兵がことある事にトラブルを引き起こした。そして最終的にそれに対応するのは分隊長補佐である中尉だった。
ドクターも衛生兵への講習や新兵のミスによるケガやカウンセリングに追われて、充実しつつも予想以上に慌しい日々を送る事となった。
そんなこんなで、ようやくふたりきりの時間が持てたのは巡視に出てから実に6日目の事だった。
中尉の部屋に先に来たドクターが教えられていた番号を電子キーに入れドアを開ける。
部屋には簡易デスクとイスがあるだけの至って簡素な部屋だった、ベッドは折りたたみ式で壁に収納されている
かなり手狭であるものの、デスクワークと睡眠を取るだけなら充分な空間だった。
手持ち無沙汰で壁にあるボタンをひとつ押すとベッドが出て来た。そこに腰かけしばらくしすると中尉が戻ってきた。
雑事に追われ少々疲れた顔をしていたが、さして心配するほどのものでもなかった。
「巡視業務って大変なんですね、こんなに慌しいとは思っていませんでした」
「いや、いつもはもっと落ち着いたものです。今回の場合、新兵の初任務という事が混乱の要因なので」
「まぁ誰にも最初はありますから・・・仕方ないですね」
「それにしても今回は少々酷い、今年の教育隊はどんな教育をしてたんだ?帰還したらすぐ再教育だな」

実はここにウラがあった、そもそも新兵は4つの分隊に能力別に均等に分けられ配属される事となっている。
が、今回新兵を振り分けるにあたり人事課は中尉の職務能力や下士官からの高い信頼度を評価して、事もあろうか出来の悪い新兵ばかりを
この分隊に振り分けた。これには当然中尉の上官である分隊長が一枚かんでいた。
軍人としてはその能力を高く評価された事を喜ぶべきで、この陰謀(?)を知らない中尉でも大いにやりがいは感じている
今までの中尉なら24時間駆けずり回る事になっても特に何の疑問も抱かず職務を遂行するために尽力しただろう。
しかし、今回は違う。さしもの中尉も理不尽としか思えない忙しさに閉口した。
「ランディス中尉の再教育・・・少々新兵の皆さんが気の毒になってしまいました」
「失礼ですね、私は極真っ当な指導をするだけですよ?他より若干厳しいとは言われますが」
・・・その『若干』が、多くの部下に恐れられているか(大抵その後は信頼に変わるものの)という自覚はあまりないらしい
ともあれ、ようやく得られた休息時間をグチで終わらせるのはあまりに勿体ない。
簡易ベッドに腰掛けたドクターの頬に手を添え、キスしようとしたその瞬間、無粋なコール音が鳴り響く。
これからという所で邪魔をされた中尉は拳で壁を殴りつけた、わななく肩には怒りのオーラが立ち昇っているようだ。
『帰還したらすぐ再教育』が『今すぐ再教育』に変更されるであろう事は、最早決定事項に思える・・・
「気の毒な新兵さんたち」
ドクターの小さな呟きを聞く事なく、中尉は部屋を後にした。
結局その後、更に雑務が増え(含再教育)ついに同じ艦内にいるにも拘らず、顔を合わせるどころか声を聞く事も出来ないまま
10日余りが流れた。

最初から逢えないならば、その程度の日々は我慢できた。が、逢えるはずなのに逢えないという事実がどんどん欲求不満に拍車をかける。
黒い軍服、またはネイビーブルーの作業着と戦闘服の集団の中では丈の長い白衣を着た金髪のドクターは目立つ、まして恋人なのだから
どんな中からでも見つけられる自信はあるにも拘わらず全く姿を見られない。
ひょっとしてこのまま巡視が終わるまで逢えないのでは?などと半ば本当に考え始めた頃、ようやく廊下でバッタリ出逢った。
「今日の日勤業務が終わったら、私の部屋で待っていて下さい」
結局それだけ伝えると、また忙しく廊下を後にしなければならなかった。

案の定、今回もドクターの方が早く部屋に来てしまったので先に入室し、イスに腰を下ろし中尉を待った。
電子ロックをはずす音がして、ドアが開くと同時に中尉が飛び込むように部屋に入る。オートロックの扉が電子音と共にロックされる。
「アルフ」
声をかけて立ち上がりかけたドクターを無言でに抱きしめ、そのまま壁に押しつけるようにキスをする。
そして待ちきれないとばかりに唇を重ねたままベルトに手をかけ、下だけ脱がせにかかる。
まともに言葉も交わさないまま、いつになく性急な手付きで腰をまさぐり探り当てた秘所に指を入れ、弄りはじめる。
既に幾度となく中尉を迎え入れたそこは、すぐに受け入れられるくらい柔らかくほぐれる。
「アルフ、アルフ!!」
身体はしっかり感じているものの、気持ちがついていかない。
しかしそんな事はお構いなしにドクターの足を広げるように、片足だけ持ち上げ既にたぎっている熱い自身を挿入する。
「あうっ!」
衝撃にたまらず声があがる。両腕を中尉の首に回し、体を支えるようにぎゅっと抱きしめる。
尚も中尉の腰の動きは速度をあげ、さらに激しくドクターを刺激する。
「あっ、あああんっ!」
突き上げられる度に、動きにあわせて声が響く。もう一方の足も抱え込み、ドクターの身体を持ち上げる
その身体の重みを利用して更に深い場所に突き刺さる。
身体を支えるようにもたれた壁の冷たい感触を白衣とシャツ越しの背中に感じながら、熱いものを注ぎ込まれる。

快感に身を委ねたものの、あまりにもいきなりな行為に少々戸惑う、しかし肩で息をしながらも中尉に優しく恋人に口づけをされると
ドクターもそれに応えた。
「もう!何ですかいきなり」
「もう2週間もレイに触れていない」
憮然とした表情で中尉は言った
「すぐ側にいるはずなのに、触れられない、姿すら見られないのはある意味どんな拷問よりも堪える」
確かに・・・いっそ近くにいないのなら最初からそういうものだと割り切れるが、今回はある程度の期待感があっただけに反動が大きかった。
「もう、あなたって人は!」
と少し呆れた素振りをしたものの、実はドクターとて気持ちに大差はなかった
中尉はさすがにいきなりガンガン攻めてしまったのは配慮が足りなかったと、少しだけ反省した。
そんな姿に愛しさがつのり、額にキスをしてクスリと笑う。
「一緒にいられなくて寂しかったのはあなただけではありませんよ。私だっ・・・て・・・」
話している間にドクターの腰の辺りを中尉の手が再び撫でまわしはじめる。そして後ろを向かせ、先ほど注ぎ込んだばかりの場所に
再び指を入れる。白濁した液が滴り足をつたう。
「う・・・ん」
必死で耐えるような声を漏らすと更に指の本数を増やし、くちゅくちゅと音を立てながらより深い部分をかき混ぜはじめる。
「ああっ!あ・・・アルフ、欲・・・しい」
壁に手をついた姿勢で、たまらずねだる。もちろん中尉はそれに応える。既に注ぎこまれたもので滑りの良くなった秘所に自身を埋める。

「ん・・・っ!」
壁についた手が震える、後ろで感じまくって堅くなって来たドクターのものの先端からもじわりと濡れる。
中尉は後ろから抱きしめるように腕をまわすと、ドクターのものに触れる。
「だっ!・・・っめ」
先端をいたぶるように弄られる、前で感じる度にたくましいものを差し込まれた秘所にもキュッと力が入り絞めつける。
「いやっ!んーっ、あああああんっ!!も・・・だめっ」
前も後ろも責めたてられて、あえぐ声がどんどん大きくなる。
「レイ・・・すごく・・・いい!」
耳元で囁く、そして腰と手の動きはさらに激しくなる
「ああん!アルフ、アルフ・・・!!」
きゅうっ!と秘所を締め付けるのと同時にいく・・・中尉もそれと同時にいった。
この二週間、溜めに溜めたものがようやく満たされたのと、久しぶりの衝撃にドクターはその場にヘタリ込んでしまった。
もう腰に力が入らない、そこまでしながら結局ふたりともシャツどころか上着も脱がなかった。
「たまには・・・こういうのもいいかも」
中尉が余裕ありげに言う・・・果たしてつい先程までの余裕のなさは、どこへいったのやら。
「もうっ!」
そう言いつつも、いつも以上に感じていたかもしれない。でも・・・もうこんなに切羽詰った思いを味わうのはごめんだ。
巡視任務はあと半月あまり、残りの半分はぜひとも穏やかに過ぎて欲しい。
・・・せめて勤務時間外にコールがかからない程度に。

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 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ ヨッキュウフマンゼンカイナテンカイデシタ
 | |                | |     ピッ   (・∀・;)
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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