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ル/ナ/テ/ィ/ッ/ク/ド/ー/ン/第/三/の/書/ 冒険者×ヴァンパイア7

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                     | ル/ナ/テ/ィ/ッ/ク/ド/ー/ン/前途シリーズ
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| より、冒険者×ヴァンパイアです
 | |                | |             \早いもんで七回目です
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ヴァンパイアは裸にされ、ロウッドに組みしかれていた。
いつもと違うのは、ロウッドが少し、やさしくなったことだろうか。
 甘いキスが降りてくる。今度は、ディープキスだった。ぴちゃ、と、水音が響く。
今度は噛んだりしなかった。素直にその口付けに答え、たどたどしいながらも口付けをし
た。
何故嫌じゃないのだろう。
最初は抱かれることすら嫌だった。
けど今は、体が、というより心がロウッドを求めている気がした。
 この思いがいったい何なのか、ヴァンパイアはまだわからない。
白い肌に、ロウッドが触れるたびに、ヴァンパイアは小さく声を上げた。
「いつの間にか敏感になってるな、感じるか?」
ロウッドが乳首をなめる。ヴァンパイアは、顔を覆ってふるふると首を振った。
「うそ付け、感じてるんだろ」
「っ…ふぁ、ん…感じ…てる…」
「素直だな、どうかしたか?」
素直なら素直で逆に心配になる。
 ヴァンパイアの顔を覗き込むと、ヴァンパイアはカーッと真っ赤になり、顔を腕で覆っ
てしまった。
「?」
「は、早くするなら、こい」
「ん、入れるぜ…」
ずぶずぶと、ロウッドのものを飲み込んでいく。
その感覚にぞく…と背筋に何かが走る。決していやではなかった。
期待にも似た感覚を持ち、ヴァンパイアはロウッドのものを飲み込んだ。
「動かすぞ」
「っあ!」
ヴァンパイアにつきたてた己のものを、ゆっくりと動かす。
ヴァンぱあは身震いして、その快楽に落ちていく。
「あっ…あああっ、あん!やあっ…!」
「ん?ここか?」
『いいところ』を探し当てたのか、そこを重点的に攻めると、ヴァンパイアは悲鳴のよう
な矯正を上げた。

「ひああっ、そこっ、だめっぇ…!!」
「駄目じゃないだろ。良いんだろ?」
「んんっ…!」
我慢できずに、ロウッドの背にしがみつく。
ロウッドの背中は古傷だらけで、当然胸も古傷だらけだった。思わず見入ってしまう。
「ああっ、んっ、ん…」
ヴァンパイアは胸の古傷の一つに、口付けた。
「!どうした」
「いや、ただ…気になっただけ…っ」
腰を動かすスピードが早くなる。
「うあっ、もう、許して…、もう、駄目…ぇ!!」
「俺、も、限界近い…」
ロウッドは笑った。
涙を流してよがるヴァンパイアは、カーテンの隙間から入り込む月に照らされ、浮き出る
ような美しさだった。
少し色づいた白い体が、月光に照らされている。
今まで何度も快楽に翻弄されるヴァンパイアは見たが、ここまで美しい、と感じたのは
初めてだった。
白くのけぞるのどに、口付けを落とす。
「イイか?」
ロウッドはじっとりと汗にまみれながら、よがってなくヴァンパイアに問うた。
何度もうなずくヴァンパイア。
切羽詰ったような表情で、その手はロウッドの背を求めていた。
「んああっ…!!」
「…っ!!」
ヴァンパイアが達する。その、甘美なきゅっと締まるような感覚に、ロウッドもヴァンパ
イアの中で達した。
ロウッドがヴァンパイアの横に寝転がる。胸は荒く上下していた。
ヴァンパイアは、ロウッドの古傷に触れる。届くところまで、ロウッドの古傷に口付けを
していった。
「おいおいどうしたんだ?ずいぶん懐いてくるじゃないか」

寒いな、と毛布を肩までかぶると、ヴァンパイアはまじめな顔で問うた。
「…お前の名は、ロウッドというのか?」
「そうだ。教えたっけ?」
「私が殺した…あのお前の仲間が言っていた」
目を伏せる。あまりあのことは思い出したくなかったし、同時に仲間を殺してしまったこ
とは、ロウッドにとってもいやだろうと思った。
「…そうか。あいつに、何された。他にひどいことはされなかったか」
ひどいこと。今この状況で、首輪をつけてベッドにつなげてることもひどいことだと思っ
たが、それは言わなかった。
「チャームをかけられた。おかげでしばらく混乱していた…」
「そうか。胸の傷、まだ痛むか?」
見れば胸の傷はだいぶ治りかけていた。
ヴァンパイアの生命力は半端ないことを実感させられる。
「少し。でも、大丈夫だ」
ヴァンパイアは笑った。
「お前の名前は?」
ロウッドが問いかけた。…が、ヴァンパイアはびくりと肩を震わせて、黙ってしまった。
「…なんか悪いこと聞いたか?」
「私に…」
ヴァンパイアは口を開いた。
「私に、名は、ない」
「え」
「ヴァンパイアと、物心ついたころから呼ばれて人間に忌み嫌われてきた。おそらく百年
は生きた中で、私に名づけようとしたものはいない。また、私はヴァンパイアが名前だと
思っている」
どこか憂いのある表情。
ヴァンパイア特有の赤い目と銀髪は、おそらく町に出ても目立つだろう。
だからダンジョンに住み着いた。夜、まれに街に出ては、人間を襲う生活。
「ヴァンパイアは他にもいるだろ。名前…つけてやるよ、お前は特別なヴァンパイアだ」
「え…つける…?」
ヴァンパイアは目を丸くした。そんなことを言う人間は初めてだった。
 普通の人間は、ヴァンパイアを殺しに来る。だがこの男は、名前をつけるという。

「そうだな…、お、雨か。お前、雨のように儚いから、レインな」
「レイン?…レイン。私はそんなに儚いか?これでも一人でずっと生きてきた。私は――」
割れた窓から、雨が吹き零れている。
ぽつぽつという音が、確かに室内にも聞こえる。
ロウッドは、とりあえず割られた窓に木の板を置いておくと、ベッドに戻った。
「嫌か?」
「いや、――嬉しい、ありがとう」
ヴァンパイアは、そ、とロウッドに寄り添った。
そして何度も、『レイン』の名前を読んでは一人で微笑んだ。

夜、ヴァンパイアの活動時間だ。あれから丸一日が経過していた。
ヴァンパイアは目を覚ます。
ふと、ロウッドがパンを片手に、割れた窓のそばにいることに気づいた。日中にガラス
片の処理をしたのか、その足元は綺麗になっている。
しとしとと雨の音が響く。まだ、雨は降り続けていた。
「俺もそろそろ結婚かなあ…明日で二十五歳か…」
ヴァンパイアがおきたことなど気づかず、独り言を言う。
「でもなあ…結婚して女は家に入れておけばいいとして、レインがいるからなあ…嫌がら
れるかなあ…」
「私は邪魔か?」
ヴァンパイアが起きあがり、ロウッドを見やる。
「!起きてたのか」
独り言を聞かれたと、ちょっとあせったロウッドが、アセアセとヴァンパイアの元まで歩
いてく。
「パン。食うか」
違う、言いたいことはこれじゃない。ロウッドは焦った。
「いらない。私は食べれない。何を焦っている」
「いや、別に、…別にお前は邪魔じゃない」
「明日でお前はひとつ年をとるのか?」
ヴァンパイアは、あくまで冷静に言う。だが心の中は不安でいっぱいだった。
人間は結婚する。結婚すれば、ベッドにつながれているヴァンパイアなど、気味悪がるだ
ろう。そうすれば、自分はどうされる?

「ああ…はやいもんでな、冒険に出たときは右も左も分からない十六歳だったのにな」
「人間は年をとるのだな…」
「レイン、お前は年をとらないんだな」
ヴァンパイアは目を伏せた。
「ああ…お前が結婚して年をとっても、私はこのままだ」
どこか寂しそうだった。
ヴァンパイアは、ロウッドに恋心を抱いていた。本人は知る由もないが。
ずっと一緒に、永遠に一緒にいられない苦しみ。
結婚したいとつぶやいていたロウッド。
ヴァンパイアは、悲しかった。
自分が捨てられてしまうような気がして。
「何だよ、どうしたんだよ」
「…なんでもない」
つい、と目をそらした。だが、落ち込んでるのは明らかであった。
「何だよ、いいたいことあれば言えよ…」
「…か?」
蚊の鳴くような声で、ヴァンパイアが何か言った。
「用が済めば私は捨てられるのか?」
「何?」
「お前が結婚すれば、私は捨てられるのか?それとも、殺されるのか?」
声は震えていた。
そっと、ヴァンパイアを抱きしめる。
「そんなことしねぇよ、結婚は…わかんねぇけど、とにかく、そんなことはしない。殺し
たりしないよ」
「…そうか」
ヴァンパイアの目は虚ろだった。

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 | | □ STOP.       | |
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 | |                | |     ピッ   (・∀・ )スイマセンツギカラモットナガクシマス
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