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鬱二パ自慰
更新日: 2011-04-28 (木) 08:34:24
服の中に手を入れ、無造作に肌をまさぐる。
呼び起こし過ぎて馴染んでしまった力強い手の感触を、また思い返す。
こんな触られ方をしたことなど一度も無いのに、体は錯覚し体温を上げる。
絡む指はもはや自分のものではない。
脚色された声が幻聴となって耳を犯し熱を煽る。
アルコールで膿んだ脳味噌では理知的な思考などできるはずもなく、
隊長、隊長、とひたすら繰り返す。
「…っ…」
指が入る瞬間、シーツに頬を押し付けた。
髪が目や口にかかる。
鬱陶しい、でも手を離したくない。
「…たい ちょ…」
喉を反らせる。
耳元で髪が擦れ合う音がした。
そうしてやっと、眠りに堕ちられる。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・; )ミジカイニモホドガアル
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