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鰈一族 父×次男

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )日曜ドラマ鰈の父×次男です 近親注意!

「お前は私の子だ…」

 繰り返し父はそう言った。
 その真意は判らなかった。
 しかし、
「どうして、僕なのですか」
 まだ幼いその問いに、父が答えることはなかった。

 初めて父の寝室へ呼ばれたのは、高校へ上がった頃であったと記憶している。
 話がある、と言われた。
 なぜ居間でないのか訝しく思ったが、父の就寝前であるためか、と心得て深夜、そのドアを叩いた。
 家庭教師である女性がその部屋へ出入りしていることもすでに確信に変わりつつあったので、
入れと言われても何となく足が進まなかったのを覚えている。
 中に入ってからは、酒精が効いたかのように、夢現つであったかのように、記憶が判然とせず、全てに惰性的に
なった今思い出してさえ現実的ではない。それほどにまだ若かったの自分には衝撃的だったのだろうと思う。
 父は僕に触れた。僕のことを如何に大事な息子と思っているか語りながら。父の表情はいつもながらの
仏頂面だったが、それだけに一種異様な雰囲気に僕は逆らえなかった。夢のよう、と例えたのは、まさに
判断能力さえもその雰囲気に奪われていたとさえ言えるからである。父は服を脱ぐように求めた。僕をはっきりと
見たいのだと言った。僕は、それに応じた。

 そんな夜は繰り返された。何が起こっているのかは判らなかったが、それが性的なことだということは
一夜目が明けた朝には判っていた。父は息子の平たい胸をまさぐり、体中を撫で、時に接吻し、僕に快楽を
促した。しかしなぜ父がそんなことをするのかは判らなかったし、そもそも男同士でそのような行為に及ぶという
ことの意味も判らなかった。自分の知らない何らかの意味があるものなのかとも思ったが、誰に訊くにせよ憚られた。
 女子との付き合いはあってもそのような関係に及ぶことは、万一のことを考えるとリスクが大きすぎた。
あっさり切れるような女ならともかく、相手はほとんど同じ学校で知り合うような名家の令嬢なのだから、
家の体面を考えると結婚相手でもなければまずいことになる。結婚相手はどうせ将来政治的に決まるのだから、
今は考える必要などなかった。そんな自分にとって、父の寝室は、ただ快楽であった。それ以上でも以下でも
なかった。変わったことと言えば、少しだけ彼の愛人を見る視線が変わったことくらいだった。彼女も、
僕と同じようなことをされている。それは思春期の性をぐっと身近に感じさせたが、彼女を性的な対象と
見ることはなかった。
 僕の相手は父だ。それは、自ら選ぶと選ばざるに関わらぬ、絶対的な事実として受け止められた。

 しかしそのうちに、父の中に息づく強迫観念のようなものが見えてきた。父は狂ったように僕を求めた。僕を、
僕が身を捩ることを、すすり泣きをすることを、父が好きだと訴えることを。しかし本当に求めているのは
何なのか。一度意識すると、その対象は手に取るようである。それは兄だった。
「お前は私の子だ」
 熱に浮かされたように父は繰り返した。その度に僕は、僕はお父さんの子ですと答えてやった。しかし
何度答えても、父はそれには満足できぬように、息子の体を愛撫した。

 ある夜僕は勝負に出た。父の寝室での夜は、彼の愛撫によって僕が、そして僕の姿態によって彼が
精を吐くことで終わりを迎えていた。それを逆手に取った。
 なぜそんなことをしようと思ったのかは明確だった。
 兄に、勝ちたかったのである。
「お父さん…」
 吐息にまみれた声で、父の男性が十分に力を持っているのを見越して声を上げた。父の目は既に欲に濡れ、
僕しか見ていないと自信があった。随分の間口の中でしゃぶっていた父のそれ、その先端をちろりと舐めたり
指で擦ったりしながらいつもより特に甘えた声を出した。
「あぁ、待って下さい、お父さん」
 息子を抱き寄せようとするとする父の体を少しだけ遠ざけ、その目の前で大きく脚を広げた。その行為は
少なからず僕自身をも興奮させた。そのことに自分でも少々驚きながらも、吸った息を大きく吐いて、僕はそこを
広げて見せた。父は自分の目の前の息子の恥態に目をみはっているように見えた。
「お父さんがいつもそのお指で気持ちよくさせて下さるところです」
 呼吸が乱れて一息には言えなかった。言いながら自分で指を入れていくと、あぁ、と関係のない音が
漏れてしまった。唾液を絡ませてもいない自分の指は痛みを生んだが、先刻まで父が舐めたり揉んだりしていた
秘部は、ゆっくりそれを飲み込んでいった。
「ここに、本当は、…入るのでしょう…お父さん」

 何がとまでは流石に言えなかったが、その代わりに指を彼の物に這わせてそれを示した。怒張したそれは、
確かに指や肌よりも粘膜を欲していた。僕は舌を出して、この体勢では届かぬそれを舐めるかのように、舌で父を
手招きした。意外にも彼は少し逡巡したようだった。しかし僕から抱きつくことで、終わりになった。
 入ってくる。それを意識した瞬間、脳裏に兄の涼やかな顔が浮かんだ。
 兄さん、そう彼に頭の中で呼びかけた次の瞬間、予想以上の圧迫感に息がつまり、喉が反った。
「あぁ…ああ、お父さん、お父さん」
 しかしそれはやはり僕にとって快楽であった。彼はまた僕を、自分の子であると言った。その自分の子を
犯しながら言った。笑いそうになってしまった。絶頂の寸前、耐えきれず口元を歪めてしまったのは、
しかし兄に対する優越感からだったのかもしれない。そして、今までにない物理的な快楽と、征服されるという
被虐的な悦楽と。父はその淫乱の笑みにさえ興奮を高め、射精した。僕は本当に父の物になってしまったと
その時に思った。しかし悔いはなかった。自分でもおかしなことだと思うが、兄に対する勝利の余韻の方が
ずっと強く僕を支配していたのだ。

 その日以来、僕は今までに増して父に愛されるようになった。
 兄を越えたと思った。夜毎父に求められる度、自分はあの女も、母さえも寄せ付けぬ魅力を父に対して
発揮することに成功したのだと思った。まして兄さんなど。
 しかし僕は兄に勝ってなどいなかった。
 それは数年して忘れた頃に思い知らされることになる。
 兄がマサチューセッツからの帰還を半年後に控えた秋のことだった。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )中途半端な終わりでごめんね!

というか最初に謝っとくべきだったけど、原作や公式設定を
ぜんぜん知らないのだよ・・・ファンの人スマソorz

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