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                     |  純文学って重いよねぇ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  夏/目作品は耽美だと思います
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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89さんに触発されて書きました。漱/石・式の書簡は本当にエロカワイイ。萌えたぁー。ありがとうございます。
「こ/こ/ろby夏/目/漱/石」で書いてみました。原作も至る所で「フォモ臭がする」と言われている代物です。
【「こ/こ/ろ」って】スレからやってきました。ぶっ壊れたK×先生(私)です。
6レス(テンプレ含め)予定で投下させていただきます。

近頃のKは眉間に皺を寄せ息を吐きながら、暗闇のような瞳で私を見る事が多々ありました。
私が御嬢さんに好意を寄せているのを、Kが気づいているかいないか、そんな事などは関係ありません。
只々、私はその瞳に捕らえられるのが恐ろしかったのです。すべてを見透かすその瞳は嘲りで以って私を貫こうとしていたのです。
Kはそうやって私を遠巻きに見ながら、女という生き物に心奪われ、焦りを隠せない私を軽蔑していたのでしょう。
以前と違って活き活きとしたKの所作は、それだけで私を追い詰めるものへと変貌していました。
御嬢さんと隣り合って笑うKを見ると、私は醜くも自身を偽ることができませんでした。何度嫉妬したか知れない程です。
私はKに正直な所を打ち明けるかどうか悩みました。打ち明けようと決めた事もありました。
しかしKを前にすると、唇が開かなくなるのです。頭の中で熟考した折角の言葉も、意志に反する唇からは発される筈がありません。
終いには、喋るときは何時もKからの言葉を待つようになってしまいました。
あくる日、私は図書館で外国の専門誌を読み耽っていました。
分厚いそれを眺め心を奪われてていると、今自分の身に起こっている事全てが小さな事のように感じられ、逆に空しさすら感じました。
どのくらいの刻が過ぎたのかは自身でも解りませんが、正面の大窓から射して来る陽が朱色に染まっている時分だったと思います。
大窓の光を頼りに読書をしていたその光を突然遮られて、私は怒りすら感じながら顔を上げました。

そこには背後から陽の光を受けたKが、じっと暗い表情で私を見ていました。Kの全身が影になっていたからという理由だけではありません。
Kの表情は、本当に何かを決心した暗澹たる様子でした。そして、そこにぎらぎらと存在する大きな瞳だけは、何時ものように私を射抜こうとしていました。
「どうしたんだ」
私は負けまいと声を上げてから、急に心細くなり、その瞳から逃れようとして視線をそらし、できるだけ身を小さくしようと試みました。
まるで弱い生き物のようでした。いや、本当に当時から私は弱い心と精神を持った生き物でした。
Kは私をじっと見つめたまま「ここだろうと思って来たんだ」と言いました。
Kが右手を机の上に置くと、掛かっていた数珠がじゃらじゃらと大業な音をたてたため、私は思わずそれを見ました。
Kは動きません。動じることがありません。いつも動じて焦っているのは私のみです。若い私は、それを恥じてまた動じる、という堂々巡りを繰り返していました。
居ても立っても居られなくなり、私は専門誌を大げさに閉じました。椅子を引いて立ち上がった私を、Kが首を傾げて見下ろしていました。
「君は恋をしたことがあるか」
突然Kがそう言ったのを聞いて、私は自分の耳を疑いました。御嬢さんを想うあまり、Kに嫉妬するあまり、自分の頭がどうにか壊れてしまったのかと想った程です。
唖然とする私に向かって、Kはさらに「恋をしたことがあるのか」と聞いてきました。
欲を禁じている浄土真宗のKは発する言葉とは到底思えない俗っぽさに私は驚きを隠せませんでした。
そして只管狼狽した様子を曝け出した挙句に、私は唇を噛んで俯き、首を振るという情けの無い答えを出したのです。

図書館は静まりかえっていたので、Kの低い声がしんしんと響き渡りました。そしてその時私はようやく、自分とK以外の一切の人が居なくなっている事に気付いたのです。
まるで、今までの自分の考えや御嬢さんへの想いをKに打ち明けるべくして作られた舞台のように感じました。そして、少々穏やかな心持ちになりました。
Kは大窓の前から動くと、ぐるりと机を回って私の隣へと歩いてきました。私を見下ろすその瞳は変わらず威圧的です。
それを私から一度も逸らす事なく、Kは「僕は恋をしたことはない」と言い放ちました。
私はおそらく、今まで見せたことの無いような安堵の表情を、Kに晒したと思っています。きっと、切なさを強調したものだったのでしょう。そしてそれは間違いなく、Kの心に響いたのです。
Kは薄い唇を開けるか開けないかくらい開いて、小さな声で「だが、恋をされた事はある」と言い、右手で私の左手を掴みました。
慌てる私は左手を収めようと必死に引きますが、Kの強い力には私の力など効力があるはずもありません。左手を高々と持ち上げられ、掴む力の強さに私は思わず声を上げました。
Kは左手で私の腰を抱き寄せ、耳元で苦しそうに「僕はどうすればいいんだ。どうすれば、君に応えられるんだ」と呟きました。
私は動転し、右手でKの背中や左腕を矢鱈滅多に叩きました。何故自分がKにこんな目に合わされているのかと必死に頭で考えようとしましたが、考えや答えが出る筈もありません。
Kは暴れる私の右手首を、左手で簡単に掴むと、机に押し倒しました。その時私の背中の下には外国の専門書があったため、背骨をおかしな風に強か打ちました。
私もKも喧嘩は不得意な分野でした。少なくともその時まで私はそう信じていました。しかし、喧嘩をしようと思えば、きっとKは強かったのでしょう。
だから私をこうやって容赦なく押し倒した上で、御嬢さんへの気持ちをも力でねじ伏せようとしているのかと、私は訝りました。

「何も応えてもらう事などははない」私ははっきりと言いましたが、Kは切なげに私を見つめるばかりです。
そして、その薄い唇が小さく言葉を結んだかと思うと、突然私の唇へと落ちてきたのです。
私は荒れたKの唇を感じました。開いたままの瞳には、Kの短く切りそろえた髪が揺れるのが見えました。
暖かく触れた唇の隙間から、Kの舌が進入して来ようとした時、私は我に返って、全身を使って抗議をしました。
大きく振った足が椅子に当たり、ばたりと音を立てて床に倒れます。抗議の言葉は唸り声となり、繋がった唇からKの体までをも響かせました。
私の頬にKの鼻息が吹きかかり、あまりにも酷い現実の悲しみに、胸の底が今にも爆発せんばかり縮こまり、やがてせり上がるような気持ちに陥った時、ようやくKは唇を離しました。
陽の光に煌めきながら、私の唇の横に唾液が滴り落ちてきます。それを私は不快極まりない表情で一瞥しましたが、Kがそれに気づいたかは定かではありません。
私を見つめながら「君の暗い瞳に、いつも僕は恐れを感じていた」と言うと、Kは私の首筋に顔を埋めました。
「僕を射抜こうとするその瞳から、僕は逃れたかった」私の首筋にざらりとした舌を這わせてKは囁きます。
ぞっとするような考えに私は捕らわれました。今Kが喋っている事は、そのまま私がKに対して感じていたそれなのです。
Kは私の首筋を舐めながら鎖骨まで下りると「僕に何を求めていたのか、何をして欲しかったのか・・・・」そこまでを呟いて、右手で私の衿を引きました。
胸元をささやかな風が撫でていきます。Kは私の胸を右手で押すように撫でると「こうして欲しかったんだろう」と低く笑いました。
Kの変貌を目の当たりにし、恐ろしさと不快感で全身が硬直しました。

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 | |                | |
 | | □ STOP.       | |                 という感じで書いてみましたが
 | |                | |           ∧_∧    サスペンスっぽくなってしまいました。
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ; )Kファンからぶっ飛ばされそうです。
 | |                | |       ◇⊂    )  とりあえずK、イ㌔!!
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |連投にひっかかってしまいました・・・・・・orz

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