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鬼畜聖職者×オレ様鬼畜吸血鬼 5日目

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ ) …最終回だって宣言したのに、続いてしまったorz

司祭の両肩に爪を食い込ませ、鋭いくちばしは獲物の頸部を確実に捕らえた。
勢いのまま男を押し倒し、その肉を食い千切る。
「……っが……ぁ!」
死には至らないが大量の血が溢れ、司祭の視界が眩んだ。
それは吸血鬼の毒なのか出血のせいかはわからない。身体が痺れ、動くことなど
できなかった。
そんな司祭の身体の上で、吸血鬼が人姿に戻りながら唇についた血を満足そうに
舌なめずりをしながら、妖艶に微笑んだ。
「くくくっ。オレ様の勝ちだな」
「……その……ようですね……」
司祭は辛うじて浅く笑った。声すら満足に出せない状態で、精一杯の虚勢を張る。
「おまえ本当にイカれてるな。死にかけてるのに、ナニ硬くしてんの?」
「ゾクゾク、してるからですよ……」
吸血鬼が自身の身体に当たる存在に気づいて嘲笑する。
「あなたが、一糸まとわぬ憐れな姿で私の上に跨っている……最高の眺めだと思いません?」
「そうかよ。……じゃあ、最期のお別れにオレ様から餞別をくれてやる」
何を思ったのか、吸血鬼が司祭から男根を露わにして扱き始める。
硬く張りつめていたそれは、ますます質量を増して――――吸血鬼の秘部に迎入れられた。
「……っ! なにを……」
彼の行動の意図がわからずに司祭は困惑を浮かべた。
嫌悪されていたはずの行為を、今目の前で自らしているのだ。
そしてその姿はこれまで見たことのないほど淫猥で、艶めかしい。
「ほら……死に損ないがイキなよ、オレ様の中で」
腰を振る律動が激しくなり、司祭は吸血鬼によって昇り詰めさせられた。
「……く……ぅっ」
「……ああっあぁ!」
自らも達し、司祭の黒い聖衣に白濁した汚れをつくる。

乱れた呼吸を整えて、吸血鬼は司祭から身体を離した。
「……一週間と持たないさ……。せいぜい豪快に狂ってしまえよ?」
高笑いをして、吸血鬼は姿を消した。
身体の自由がきかない状況で、司祭はこのまま朽ちるのかと思った。
この修道院の隠し部屋は代々の司祭しか知らない。
動けぬ自分は、誰にも見つけられずにここで死ぬのだろう。
何を、狂うのだろうか。
死など怖れはしない。
それとも彼の毒が、やがては発狂するほどの苦痛でも与えるのだろうか?
別に狂っても、この部屋なら誰に見られるというわけではない。
「……はは……っ、はははははっ……は……はは……」
思わず笑いが溢れて、祭司は微睡みはじめた意識を素直に手放した。

目が覚めると、不思議と身体は動けるようになっていた。
胸ポケットの懐中時計が一晩過ぎたことを教えてくれ、もう正午に近い。
姿の見えぬ自分を修道士たちが探しているのだろうと思いながら、こんな状態で
保身のことを考えている自分が滑稽だった。
何気なく鏡を見て、司祭は息を飲む。
――――死相が、出ていた。
違う。既に死んだ人間の顔だ。
どす黒く、青く、血の気など感じさせない土色の肌。
皮膚を裂かれたはずの頸部からは傷が消え、なのに、指も、身体中が死人のそれ。
「……生きている……私は、生きている……っ」
けれど、鏡に映る姿は生きている死体。
そんな馬鹿な、と呟いて引き出しの短剣で自らの皮膚を傷つけてみる。

裂かれた皮膚の下から、赤い血が流れた。    
「……っ」
けれど、すぐに傷が消えてしまうから司祭は驚愕を隠せない。
試せることは、この部屋で全てやった。
結果は同じだった。
あれだけ馴染みのある聖水も今となっては、吸血鬼同様に酸の性質を持ち、そして再生する。
死人の姿をしていながら、死ぬことができない。
いや。死体だから、もう死ねないということなのか。
「……これが、毒の効力か?」
そんなはずはない、と司祭は頭の中で否定した。
それならば伝承とたいして変わりはない。
だが、あの吸血鬼は違う。
あの漆黒の鷲を見た時にそう感じた。
彼が何気なく語っていた「高貴な存在」というのは、本当のことなのだろう。
司祭が死人の姿でいるのは、ただの過程でしかない。
真の『毒』は、もっと別な――――。
考えて、ぞっとする。
何が起こる?
こんな身体のままでは、確かに常人であれば気も狂うだろう。
それで終わるはずがない。
彼が、それだけで済ますはずがないのだ。
「どちらにせよ、人前に出られなくなりましたねぇ」
常の口調で呟くと、心が落ち着いた。
さぁ、何が出る?
何が出たって、変わりようがないと思っていた――――。

夜になって、司祭の中で抑えきれない欲望が渦巻き始めた。
…………欲しい。
その口元から、荒い息が絶えず聞こえる。
――――欲しい。
ふらり、と隠し部屋を出る。
その表情からは何かに取り憑かれたような虚ろさで、理性などあるはずもない。
ただ自らが望む欲求を満たしたいが為。
「……司祭さま? 今まで、どうされて――――っ」
夜の見回りをしていた一人の修道士が、蝋燭の明かりの先にある司祭の形相に気づいて、
言葉を途切れさせる。
「……ひっ……!」
本能的に逃げようとしたのだが、尋常ではない力に取り押さえられ――――司祭の男根が
何も知らない身体を無情にも襲う。
「ぎゃああああぁぁぁぁっっっ!!」
断末魔のごとき悲鳴。
この回廊ではなおさら響き渡る。
身体のつくりを無視した、非道までな仕打ち。
修道士の下半身から止めどなく血がこぼれ、彼の下肢を濡らしながら床に血溜まりをつくる。
そんな彼を壁に押さえつけながら、司祭はがくがくと身体を揺さぶった。
修道士がやがて白目を向き、よだれを垂らし絶命しても、止められることはなかった。
司祭が精を吐き出すまで、続く。
全てが終わって修道士の死体は乱暴に放られ、司祭はふらりと隠し部屋に戻っていく。
その頃になって、ようやく騒ぎを聞きつけた他の修道士が駆けつけて、あまりの残虐さに
皆が恐怖に怯えた。

[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
……明日こそ、多少長くても最終回に…デキタライイナ。

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