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木村拓哉×唐沢寿明

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  キム/タクと唐/沢がドラマで共演したらという妄想からだモナー
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  勝手に作ったオリジナル作品だカラナ
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 以前投下の続きのような単発、キム×唐だゴルァ!!
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) ※本人とはなんの関係もありません
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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一週間出張だった俺は、久々に空沢さんの待つ我が家に帰った。
きっと洗濯物とかいっぱい溜まってんだろうなぁなんて思いながら
俺はちょっとウキウキしてた。
久々に逢えるのがすげぇ嬉しくて、帰りにウマイ中華屋で持ち帰りなんか頼んだりして。

玄関を開けようと鍵を差し込む。
あーもうすぐ逢える。顔がニヤける。
まず飯温めて洗濯してそんで、隙見て抱きつこ。
なんて考えながらドアを開けたら、開いた途端、空沢さんの姿が目に飛び込んだ。
ていうか。…なんか、なんでそこに居んの?
玄関からまっすぐ廊下が続いていて、その先にドアがあってドアを開けるとリビングなんだけど
そのリビングのドアは開いていて、そんでそこに空沢さんが立っていて、こっちを見ていた。
別に出迎えにきてくれたわけじゃないけど。リビングから全然出てきてないけど。
でもなんか、…いつもはリビングのドアって閉まってるし、空沢さんも自分の部屋に居るか、
リビングのソファに座っているからなんか…
「あ、ちす…。」
「…あぁ。お疲れ。」
そのままソファに向かったみたいで空沢さんは見えなくなった。
偶然?え?でもちょっと出迎えてくれてなかった?考えすぎ?
とりあえず即行靴脱いでネクタイゆるめながら俺もリビングに向かった。

「中華買って来たんすよ。飯まだですよね?」
「ん…」
空沢さんが言葉に詰まる。
「あれ?食っちゃいました?」
なーんだ…
「いや…」
なんか様子がおかしい。とりあえず温めようとキッチンに向かおうとして目に飛び込んできた光景に俺は止まった。
「え…?」
「俺はそれ食うから、お前中華食えよ。」
「え?ていうか、え??これ、空沢さんが作ったんですか?」
「…。」
キッチンには、カレーが作ってあった。そういえばカレーの匂いがしてたんだけど
まさか家だと思わねーじゃん。隣りかと思ってたんだけど。
カレーは、どう見ても一人分じゃないし。
ちょっと待ってこれってもしかして俺の分もあって、しかも食うの待っててくれたって事?
俺の帰りを待っててくれたって事?
「まじっすか?」
やっべぇ。
何が中華だよ。
いらねーよ中華なんて。
「明日にでも食べてみろよ。俺はカレーだけはうまく作れるんだよ。」
「何が明日なんすか。全然今食べますよまじで。」
「別に気遣わなくていい。」
「誰が。」
食うに決まってんじゃん。誰が気なんか遣うかよ当然なんだよあんたが作ってくれたんだろ。
中華の袋を無造作にテーブルに放ってカレーの鍋に火を付けた。

この膜の張り具合、一時間以上は前に作られてんじゃねーの?
なんだよ突然。どうしちゃったんだよ空沢さん。
たまらなくなって空沢さんの方を振り返った。
空沢さんは中華の中身を吟味している。
なんかその仕草がいつもより100倍くらいかわいく見える。
カサカサ袋開けてる動作がいちいちかわいーく見えるんですけど。
笑顔全開になってる俺に気付いた空沢さんは、…あー。なんでだよ。
こともあろうに、俺に微笑み返しやがったよこの人。
違うだろ。いつものあんたならここでつーんとするんだろうが。
「何見てる」って言いながら汚らわしい物でも見る目で見るだろうが。
それを何?なんで微笑んじゃってるわけ?
天の邪鬼でひねくれ者のあんたらしくない、そんな反応は反則じゃねぇの?
そのせいで俺の顔が熱くなってきた。なんなんだまじで。
恥ずかしくなった俺は温めてる間に洗濯物の選別でもしようと逃げるように脱衣所に向かった。
ところが。
溜まってるはずの洗濯物がねえ。
「あのー、空沢さん?」
「なんだ。」
空沢さんはご飯を盛っていた。俺の分も。
ありえねぇ…
「そのー、洗濯もしたんですか?あなたが。」
「したら悪いか。いいじゃないかお前の仕事が減って。」
「いや、全然いいんですけど。」
なんか…拍子抜け、したかもしんねぇ。

いや嬉しい。色々すっっげぇ嬉しい。色々嬉しいんだけど、
俺、なんか空沢さんってやっぱ俺が居ないと駄目だな、なんてちょっと思ってたとこあったんだよな。
しょうがないなーなんて言いながら、世話を焼くのが好きで。
いや、全然いいんだけど。
「できたぞ。…中華もおかずで食おうぜ。」
「あ、はい。じゃあ温めます。」
「ああ頼む。じゃこれ持ってくから。」
空沢さんは二人分のカレーライスをソファの前のテーブルに持っていった。
中華を皿に盛り、レンジで温めながら俺はなんだか嬉しいような寂しいような気持ちになっていた。
まぁでも、これってどう考えても、空沢さんは俺のために色々してくれたんだよな。
この一週間色々思っててくれて、そんでこうしてくれてんだよな。
…何思ったんだろ。
俺が一週間も居なかったのに、空沢さんはちゃんと生活していて。
想像じゃ飯もコンビニか店屋物、洗濯も溜まってて
あーやっぱり木村が居ないと駄目だなんて思ってくれるのをちょっと、…いやかーなーり、
期待してた的な所があったけどな。
んで、なんかちょっと距離縮まっちゃったり?てのをかーなーり、期待、してたりしたけど。
まぁでもこれはこれでよくね?
ていうかこれって実はすっげぇ距離縮まってんじゃねぇか。

ふと気配がして振り返ると、空沢さんが近くに立っていた。
「あ、持っていきますから先に食べててください。」
空沢さんの目がキョロキョロッと動いた。
何も言わなかったけど、その場から動こうとしない。
「どうしたんですか?」
人差し指で鼻の頭を掻きながら、空沢さんは少し俯いた。
あぁ。
ほんと、この一週間で何を思ったんだか。
なんでいきなりこんなにしおらしくなるかな。
ここは俺、勘違いかもなんてビビってる場合じゃねぇな。
俺の都合のいいように考えれば、これがこの人の精一杯だ。
じゃあ今この人が待ってんのは。
俺はにかっと笑った。空沢さんがそれに気付くか気付かないかのタイミングで
素早く抱きよせた。
「…。」
…ほら。やっぱり何も言わない。ビンゴだ。
「空沢さーん、…俺の事さぁ、ちょっと好きになっちゃった?」
背中にぼこっとげんこつを食らった。
全然痛くねぇんだよ。

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 | | □ STOP.       | |
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 | |                | |     ピッ   (・∀・ )      逢えない時間が愛育てるのさ
 | |                | |       ◇⊂    ) __  目を瞑ればキミが居る~♪
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  | おそまつでした
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |

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