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おおきく振りかぶって 準太×利央

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ゴミ箱から見つかったんでゴミ投下しまーす!
お.お.振.り 準.利.央

「ごめんね…うっ、ごめん…ひっく、準さぁん…ごめんねごめんね…」

ごめんね、以外の言葉を忘れたかのように泣きながら利.央は謝り続けた。
キレイな顔を涙でぐちゃぐちゃにして。
決して清潔とは言い難い部室の床に座り込んで。
ふられたというのに準.太は不思議と悲しみは感じなかった。
沸き上がるのは暗い愉悦だった。
バカ利.央。なめんなよ。
お前の恥ずかしいくらいあからさまな気持ちにオレが気付かなかったわけがない。
お前あんなにオレのことが大好きだって態度で言ってたじゃないか。
単なる後輩じゃなくて、特別に愛して欲しいってそのでかい目んたまに浮かべてたじゃないか。
謝るくらいなら最初から表に出すな。
今更、今更!お前は恐怖に負けてオレへの想いを捨てようとしてる。
それがどれくらい身勝手なことか分かってて、いや、分かってるからお前は謝るんだ。
オレの名を呼びながら、神様に。

なぁ、神様を裏切るのはそんなに悪いことなのか?
そんなに恐ろしいことなのか?信仰はオレより大切か?
バカ利.央、お前の神様はお前にボール投げられるのか。
投げられねぇだろ。
お前の神様はお前のサインを読み取れるのか。
無理だろ。
オレたちのサインは、一緒に汗流したオレたちじゃなきゃ、たとえ神様が万能だとしても分かるわけがない。
お前がオレを切り離せるわけがない。
ほんとに、ばかな利.央。
気を使って先にチャンスをくれてやったというのに。
そんな気遣いやめだやめ。
甘やかされ慣れたガキは優しくするとつけ上がるだけだってことだな。
お前は泣いて泣いて諦めようとしてるけど、諦められないぜ。
すぐに分かる。喉から手が出る程欲しいものが何なのか。誰なのか。
縋りつくお前をどろどろに汚す。
楽しい妄想が実現できるのもそう遠くないとオレは知ってる。

もう祈れないお前の代わりに、オレが祈ってやるよ。「アーメン」

(そう言った時の利.央の顔といったら!)

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )こんなのでごめんね!


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