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上総×伊織

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                    |  流れ読まずにお邪魔しまつ。コソーリ不発弾を投下。
                    |  古き良き少女漫画 「友餌が逝く」 から
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  上総×伊織。ゴツい男2人でどうすんの
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ シッテルヒトイルトイイネエ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・;)(゚Д゚ )
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  久々に読み返してたら無駄に萌えたので、需要無視って書きますた。
  拉致られた伊織様と、それを楽しくいたぶる上総君のオハナシ

 逞しい両手を後ろ手に、椅子に縛り付けられ、がっくりと首を垂れている男。
 長く艶やかな黒髪がばさりと顔を隠し、小さな荒い呼吸で微かに震えている。

 もうどのくらいここにいるのか。
 時計もなく、闇の中へ蹴り落とされたような孤独感。
 束縛を解こうと身をよじれば、拷問さながらに痛めつけられた体中が悲鳴をあげる。

 どこからか聞こえる、コツコツという足音。
 それはこちらへ近付いてきたかと思うと、ドアの前で止まった。
 開錠の音に続いて、静かに回されるドアノブ。
 ゆっくりと開かれたドアの隙間から、人工的な明かりが細く差し込んでくる。
 足音が部屋に踏み込むとまたドアは閉じられ、もとの静寂と闇が室内を支配した。

 男はゆらりとうなだれていた頭をあげた。
 室内に入ってきた人間は、暗がりではシルエットでしか窺い知れない。
 闇の中で、硬質な金属音が響いた。小さな炎がその人物を浮かび上がらせる。
 咥えたマルボロに火をつけているのは、精悍で鋭い目をした、長身の男。

「……上総」

 上総と呼ばれた男は、今点けたライターの蓋を開けたまま、傍らの机の上にカタンとそれを置いた。
 無表情な瞳が炎を映し、煙草を咥えた口元が歪められている。

「貴様には色々聞きたいことがあるんだ。そろそろ言う気になったか?」

 ふーっと自分に向けて白煙を吐き出す男。伊織は眉間に皺を寄せて顔を背けた。
 しかし、その澄んだ眼だけは挑戦的に、上総を睨み付けている。
 乾いた血のこびりついた、形のいい唇が開き、張りのある声が憎憎しげにつぶやいた。

「生憎と、そんなヤワにはできてないんでね」

 その反応に、冷ややかな眼差しが面白そうな色を浮かべた。
 筋張った指が、伊織の顎をくいと持ち上げる。

「元気だな、坊や。あの程度じゃ痛くもないと?」
「……随分と手加減してくれて感謝してるよ」

 ニヤリと痣のつけられた頬を歪ませた伊織。

「足りなければいくらでも……と言いたいところだが。お前みたいな面の皮の厚い奴を殴ると、俺の手も痛いからな」

 上総は独り言のようにぼそぼそと言いながら、また煙を吐き出した。
 ライターの明かり以外は闇に閉ざされた部屋の中で、その煙は白く立ちのぼり、薄紫に染まって空気に溶け込んでゆく。
 その煙を追っていた色素の薄い瞳が、ふっと細められた。

「知ってるか? 簡単に口を割らせる方法がある。軍じゃよく使ってたな」

 なんの感情も込められていない、上総の言葉。
 その言葉を理解する暇もなく、彼の手は伊織の股間に伸びた。

「なっ!!」

 驚愕して身を強張らせる伊織。
 しかし、縛りつけられた体はどこにも逃げ場がなく、椅子の足がきしむばかりだ。

「貴様っ、何のつもりだ!」
「わからんのか」

 上総はその手を止めることなく、呆れたように言う。
 その指はジーンズの上から、伊織自身をむんずと掴んだ。

「やめ……ろっ!!」

 声だけは勇ましい伊織だが、その顔は羞恥と嫌悪のあまり、夜目にもわかるほど真っ赤に染まっていた。
 縄に擦れて腕や足首が擦り剥けていくのもかまわず、体を可能な限り動かして逃げようとする。
 そんな伊織を気にも留めず、上総は股間への愛撫を続けた。
 気持ちとは裏腹に荒くなる呼吸。小刻みに息を逃がし、息を止めて唾を飲み込む。
 やがてその部分は隆々とそそり立ち、ジーンズを痛いほど押し上げた。

 邪悪な、としか表現しようのない笑み。
 上総はカチャカチャと金属音を響かせ、伊織のベルトを外すと、ジーンズを器用にずるりと引き下ろした。
 赤黒く怒張したその部分が、ぼんやりとした明かりに浮かび上がる。
 俯き、顔を背ける伊織。その肩は小刻みに震えている。

「立派なもんだ」

 上総は吸い終わった煙草を床に吐き捨てると、長身を折り曲げるように、おもむろにしゃがみこむ。
 何を思ったか、彼は椅子に縛り付けていた伊織の両足の縄を解いた。
 身を起こし、今度は胴回りを拘束する縄に手をかける。
 ほどなくして伊織の体は椅子から解放された。
 ただし両腕は相変わらず縄に拘束されたままだ。

 ぐいと襟足を掴まれて立ち上がらされ、目の前の机の上にガン!と上半身を押し付けられる。
 固い机の上にあばら骨を打ちつけ、伊織は低く呻いた。

「……くっ」
「いいざまだな、伊織」

 上総は伊織の後頭部を大きな手で鷲掴みにした。
 伊織の凛々しくなめらかな頬が、ぐいぐいと机に押し付けられて歪む。

「ちく……しょおっ……」

 むき出しの下半身に、触れる空気が冷たい。
 膝下の辺りでだぼつく、中途半端に脱がされたジーンズ。
 両足をばたつかせて抵抗するも、ジーンズが拘束具のようにからみつき、動きを阻む。
 上総は片足をひょいと持ち上げると、素早く伊織の両足の間に踏み込んだ。
 革パンツに包まれた、長くて逞しい上総の右足は楔となり、閉じようとする伊織の足の動きを簡単に阻止する。
 はからずも開かれた、伊織の引き締まって白い尻。
 上総のごつい指が、無意識に力を込めて閉じる双丘を、無遠慮にぐいと押し開いた。

「ほぉ……きれいなもんだ。となると、なおのこといい拷問になりそうだな」

 無表情な男がつぶやいた。
 思わず閉じていた眼を開くと、眼の端に、指をゆっくりと舐める上総の姿が映る。
 その指がどう使われるのか思い当たった伊織は、目の前が真っ暗になりそうな絶望を、肌身で感じていた。
 伊織の背中に、覆いかぶさるようにした上総は、耳元でゆっくりと囁いた。

「いつも気取った貴様が、泣いて助けを乞うのが見たいな」

 激しくぶつかり合う、鋭く酷薄な三白眼と、黒く輝く甘やかな瞳。
 犯す者と犯される者は、互いの気持ちを量ろうとするかのように、強く眼を見交わした。
 胸苦しい程の、暫しの沈黙。
 伊織は静かに長い睫毛を伏せると、唇を切れるほど噛み締めた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 肩幅広すぎる大男同士のレイープって、
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 想像すると怖いよね。
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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