GOSICK ブロワ警部×一弥
更新日: 2011-04-29 (金) 16:53:20
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| 不死身ミステリィのGO/SICKから
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| ドリル警部×一弥だってさ
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| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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ラノベスレはSS貼れそうもない上に作品自体が話題に上ってないという切なさ。
警部×一弥で強姦モノです。
久城一弥…西洋の小国に来た東洋の留学生。軍人の三男坊で童顔小柄。
ブロワ警部…貴族の嫡男。美形で洒落者だけど妹のせいで髪型が常にドリル。
ヴィクトリカ…一弥の同級生で人形のような美少女。一弥の大事な人で警部の妹。
「久城くんじゃないか」
聖マルグリット学園のある村の中で一番の目抜き通り。
一人で買い物をしてぶらぶらと歩いていた久城一弥は何者かに呼び止められた。
訝りながら振り向いた一弥の視線の先で、金色のドリルが午後の日差しを浴びて眩しく輝いていた。
「なんだ、警部ですか…」
最近巷では名警部として名を馳せているグレヴィール・ド・ブロワ警部が目の前に立っていた。
相変わらず服装に一部の隙もない見事な伊達男だった。ドリルのようなその髪型以外は。
「なんだとはなんだ。それにしても相変わらずつまらん顔だな、君は」
「警部こそ、相変わらず愉快な髪型ですね」
「好きでしているわけではない! まったく、君は礼儀というものを知らんな」
ブロワ警部は世間で評判の名警部だが、その手柄の全てが妹のヴィクトリカ・ド・ブロワの頭脳から
導き出されている事を一弥は知っている。
ブロワ警部に対して尊敬の念など浮かんで来るはずもなかった。
「久城くん、一人かね?」
「そうですけど…」
ふむ、とブロワ警部は口に手をあて何やら考え込む様子で、
「何と好都合な…これも、巡り合わせというやつか…」
などと呟いている。
「あの、何か…? 特に用がないならこれで」
あまり警部と立ち話などしたくない一弥は、一刻も早くその場を去ろうと歩き始めた。
慌ててブロワ警部が呼び止める。
「ああ、待ちたまえ。ちょっと君に見て貰いたいものがあるんだ」
「は? ぼくにですか?」
「そうだ。…とある事件の現場を見に来てもらいたい…と言えばわかるだろう?」
ブロワ警部が、イライラとした様子で言った。
(ははあ、なるほど)
ヴィクトリカに直接謎解きを頼んだら最後、どんな無体な要求を突きつけられるか知れたものではない。
ブロワ警部は妹の目の前で一弥に事件の概要を語り、
一弥を通して間接的に事件の真相を聞き出そうとする事が多かった。恐らく今回もその口だろう。
(まあ、いいか。ひょっとするとヴィクトリカの退屈しのぎのネタになるかもしれないし…)
一弥は、退屈という名の不治の病にかかっている図書館塔の少女を想った。
彼女が喜ぶなら、このいけ好かない警部に付き合うのも悪くはないと一弥は判断した。
「分かりました、どこへ行けばいいんですか?」
一弥は深く考える事もなく、あっさりと自分の運命を決めてしまった。
すぐに一弥は、この時の判断を死ぬほど後悔することになる。
一弥が連れてこられたのは、村で一番高級なホテルのスイートルームだった。
小さな村にしてはなかなか立派な構えのホテルで、特に最上階である6階のスイートは
要人も泊まれるような設備になっていた。
「はあ…」
部屋の豪華さに呆れたような声を上げ、一弥はキョロキョロと所在なく辺りを見回した。
こんな部屋には一生縁がありそうにない。
「何をしている。こっちだ」
ブロワ警部に呼ばれて覗いた寝室には、これまた呆れるほど豪奢なダブルベッドが鎮座していた。
繊細な細工の施されたベッドヘッドが目を引く。
「ここが事件現場…ですか?」
「そうだ」
一弥はベッドに近づき、しげしげと観察してみたが、特におかしな所はない。
「警部、ここで一体どんな事件が…」
ガチャ、とドアに施錠する音が一弥の背後で響いた。
「警部…?」
振り返ると、驚くほど近い位置に警部が立っていた。ドリルが刺さりそうになって、一弥は思わず後ずさる。
ベッドの端に身体が触れた。
「久城くん、実はこの寝室で、東洋から来た留学生が警察関係者に性的な暴行を受けるという事件が……」
ブロワ警部が戸惑う一弥の腕を掴む。
「…これから起きるんだ」
「え…っ?」
掴まれていた腕をねじられたかと思うと、一弥はあっという間にダブルベッドに押し倒されていた。
金色のドリルが眼前に迫ってくる。
「ちょっ…警部! 何をするんですか…!」
一弥は起き上がろうと藻掻くが、両手首をガッチリと押さえ付けられてろくに抵抗が出来ない。
ブロワ警部と小柄な一弥とでは、力の差は歴然としていた。
おまけに体重を掛けてのし掛かってくるので、身じろぎすら難しくなった。
「お、重い…やめて下さい! 何のつもりですかこれは!」
「うるさい。君、いいから大人しくしたまえ」
いつの間にかブロワ警部の息が上がっている。その荒い息づかいに一弥の背筋が粟立ち、
本能的に頭の中に警報が鳴り響いた。
『逃ゲロ…逃ゲロ…………犯サレル……!』
「いやです!」
一弥は押さえ付けられた身体を捩って、必死に抵抗した。腕に力を込め、足をばたつかせる。
「…っつ…」
目茶苦茶に蹴り上げた足が、偶然ブロワ警部の向こうずねに命中した。痛みにうめき声を上げながらも、
ブロワ警部は一弥を押さえ付ける手は放さなかった。が、僅かに一弥の細い手首にかかる力が緩んだ。
その隙を逃さず右手の自由を取り戻した一弥は、覆い被さって来るブロワ警部の顎を勢いよく突き上げた。
「う…っ…」
ブロワ警部がたまらず上体のバランスを崩す。一弥は自由になった両手でブロワ警部を押し退け、
ベッドからの脱出を試みた。
しかし、抵抗はそこまでだった。
「この……!」
激昂したブロワ警部は、じたばたと暴れる一弥の肩を掴み、再びベッドに押しつけると、頬を二度、三度と
手の平と甲で力を込めて叩いた。口の中が切れて、唇の端から血が滲む。
「……ぅ…ッ」
突然の理不尽な暴力に、一弥は声も出せなかった。恐怖に体が竦んで動けなくなる。
「…大人しくしたまえ、と言ったはずだ。次はこんなものではすまんぞ、分かったな?」
「…………は…い…」
一弥は震える声で小さく答えた。抵抗する気力は萎えていた。
ブロワ警部は大人の男で、本気になった大人の力に対抗するには、一弥はまだ子供すぎた。
逃げられない。
「良い子だ」
手首を自身のネクタイでベッドヘッドに縛り付けられている間も、一弥は抗う素振りさえ見せず、
されるがままになっていた。
ブロワ警部は一弥の様子に満足げな笑みを浮かべ、制服のボタンを1つ1つ外していく。
それを見下ろしながら、一弥は掠れる声で、
「…なぜですか…?」
「うん?」
「なぜ…ぼくにこんな真似を…?」
「それは…だな…」
ブロワ警部は一弥から視線を逸らして何やらもごもごと呟いている。
「そう…復讐だ…」
「復讐? ぼく、何か警部に恨まれるような事しましたか?」
「…違う、アレだ。あの小さな灰色狼だ」
「ヴィクトリカ?」
「そうだ、あの小さい悪魔への復讐だ。私があれにどれだけの無体を長年強いられて来たか、
君には想像も出来ないだろう。あの仔狼の最も大切なもの…そう、久城くん、君だ。
君をあいつから奪い、陵辱するのは、立派な復讐になると思わないかね?」
「そんな…!」
「そう、これはあの灰色狼に対する復讐なのだ。
いいか、決して前から久城くんの事を可愛いと思っていたわけでも、
いつか抱いてみたいと思っていたわけでもないぞ。最近、寝ても覚めても君のことばかり考えてもいない。
まして、妹のものになる前に、無理矢理にでも君を手に入れてしまおうと企んでいたわけでもないからな!
あくまでこれはあの灰色狼への復讐の手段であり、私自身の欲望や目的とは無関係だ!」
「え……ええーっ!!?」
一弥は、信じなかった。
当たり前だ。こんな下手な言い訳を信じるのは、疑うことを知らない無垢な人間か、よほどの阿呆だろう。
「あの……警部は同性愛者なんですか……?」
一弥は恐る恐る、訊ねた。
「それは違う。私は歴とした異性愛者だ」
ブロワ警部は間髪入れずにきっぱりと答えた。
「だからこれから私が君にする行為は、私の欲望を満たすためのものではないと言っただろう。
分からない男だな」
本気でこの言い訳が通じていると思っているのだろうか。
嘘や言い訳が絶望的なまでに下手、という一点において、この兄妹はとてもよく似ていた。
「これは復讐の手段にすぎない。好きこのんで君を犯すのではないぞ。
君だけが特別で、同性愛者でもないのに君にだけは劣情を抑えきれないというわけでは、断じてない!」
「…そ…そうだったんですか…」
「さあ、もうおしゃべりはいいだろう。いくぞ、久城くん」
「あっ…警部…ちょっと待っ…待って! 待って下さい!」
「この、大人しくしていろと言っただろう。暴れるんじゃない!」
「だって、痛、痛い! さ、刺さる、ドリルが刺さるんです!」
「…ああ…」
ブロワ警部は舌打ちをして、忌々しそうに流線型に輝く己の髪に手をやった。
強力な整髪料でガチガチに固めてあるので、簡単には落ちそうにない。
「…シャワーを浴びてくる」
しばらく逡巡した後、ブロワ警部は諦めたようにベッドから降りた。
のし掛かられていた重みから解放されて、一弥は思わず息を吐いた。
「いいか、久城くん。逃げようなどと考えるなよ? 因みにいうとここは6階で、部屋の鍵は私が持っている。
つまり脱出は不可能だ。そこで大人しく待っていたまえ」
そう言い放つと、ブロワ警部はシャワールームへと消えた。
ブロワ警部が服を脱ぐ衣擦れの音に続いて、シャワーの音が聞こえ始めた。
途端に一弥の全身からくたくたと力が抜ける。緊張の糸が切れたのだ。
(…まさかブロワ警部に襲われるなんて…)
叩かれた頬はまだ痛んだが、身体の震えは止まっていた。
先ほどの間の抜けたやりとりでブロワ警部への恐怖が薄れていたためだ。
(警部…ぼくのことを可愛いだなんて…。そりゃ、確かにぼくは母や姉に似て、ちょっと女の子っぽいところ
はあるけど、立派な男なんだ。それも、帝国軍人の三男だぞ。失礼な話だよなあ。
しかも劣情を抑えられないだなんてさあ…。あれ、劣情って…つまり、そういう事だよね…。
うわあ、ど、どうしよう! ぼく、このままだと本当に警部に…)
一弥はネクタイで縛られた両手を目茶苦茶に動かしてみたが、結び目が固くてびくともしない。
それでも何とか緩められないかと動かし続けたが、逆にどんどんネクタイが締まって来るだけだった。
それにブロワ警部の言葉通り、この部屋は6階にあるため窓から逃げるなど論外だ。
唯一の出口であるドアの鍵はブロワ警部が持っている。大声で助けを求めようものなら、
すぐに警部がシャワー室から飛び出してくるだろう。たとえネクタイが解けたとしても、
この部屋から逃げることは不可能だった。
つまり一弥にはこのままブロワ警部に犯される以外に選択肢がないのだ。
(まさか、男に犯されるなんて……嫌だ…初めての相手が男…それもブロワ警部だなんて…
なんでこんなことに…)
いっそ、舌を噛んで死のうか、と一弥は突きだした舌を上下の歯で挟み込んで…そのまま元の位置に戻した。
図書館塔の迷路階段の奥にいる少女を想うと、ここで死ぬことなど考えられなかった。
シャワーの音が止んだ。ピク、と一弥の肩が揺れる。
やがて、バスローブを着たブロワ警部がベッドルームに戻ってきた。
ドリルは跡形もなく消え、ヴィクトリカと同じ色の髪を肩まで垂らした、美しい貴族的な顔立ちの伊達男が現れた。
まるで絵本の挿し絵の王子がそのまま飛び出てきたかのようだ。
もっとも、その美しさも一弥には何ら感銘を与えはしなかったが。
「待たせたね、久城くん」
別に待っていません、と視線を警部に移し、慌ててまた目を逸らした。
警部のバスローブの前がハッキリと持ち上がっていたのだ。カーッと一弥の顔に血が上る。
再び、ブロワ警部が一弥にのし掛かってきた。また蹴られたりしないように、今度は一弥の脚の間に
身体を割り込ませてくる。藻掻く一弥の脚を押さえ込んだはずみでバスローブの前がはだけ、
ぶるん、とブロワ警部の剛直が顔を覗かせた。
(う、うそ…)
その予想外のサイズに一弥の顔から血の気が引いた。一弥のそれの、倍近くはあるのではないだろうか。
(西洋人は大きいって聞いてたけど、まさかこんな…どうしよう…)
「久城くん…」
「ん…っ」
ブロワ警部の性器に気を取られていた一弥に、警部が口づけた。
「…キスは、初めてかね?」
唇を離して、ブロワ警部が言った。
「………そうですよ…っ!」
初めてのキスをブロワ警部に奪われ、悔しさで涙目になって一弥が答えた。
(こんなことになるなら、せめてキスだけでもヴィクトリカと済ませておけばよかった…)
「では、これも初めてだね…?」
ブロワ警部は再び一弥に口づけ、今度は舌を一弥の咥内に侵入させた。
キスとはただ唇を触れ合わせる行為だと認識していた一弥は、驚愕して目を見開く。
上顎を舌で撫でられ、一弥の背筋にゾクリと戦慄が走った。
「むー! うー…っ…ふ…っ」
傍若無人に咥内を暴れまわるブロワ警部の舌を押し出そうとして、逆に舌を絡め取られてしまう。
「あ…ふ……んん…!」
くちゅくちゅというキスの音が、部屋と一弥の頭の中に響く。
キスが深く、長くなるにつれて一弥の頭の芯がボーっと痺れてくる。
ブロワ警部の唇が離れると、唇と唇の間で唾液がつーっと糸を引いた。
「あ……」
ブロワ警部は、ぐったりと力の抜けた一弥の身体を腕で抱きとめた。
涙を浮かべ、眉をひそめて息を乱した一弥の表情に、うっとりと見入る。
「久城くん…」
ブロワ警部がスッと一弥の股間をズボンの上から人差し指で撫で上げた。
「ああっ」
一弥の身体がビクンと跳ね上がった。
僅かにふくらんだ一弥の股間を何度も撫でながらブロワ警部は言った。
「勃っているね…私とのキスで感じたな?」
「そ、そんな事…」
「ではこれは、なんだね?」
「…やッ………………って……あれ? な…何してるんですか警部?」
薄目を開けてみると、ガチャガチャ音を響かせて、もたもたと一弥のベルトを外そうとしているブロワ警部と目があった。
「ひ、人の服を脱がせるのは慣れていないんだ! 女性はドレスだから、まだなんとかなるが、男物など…」
「警部、本当に同性愛者じゃなかったんですね…」
「だからそう言っただろう!」
一弥のベルトと格闘しながら、ブロワ警部が吼えた。いかにも不器用そうなたどたどしい手付きに、
一弥は思わず「手伝いましょうか」と声を掛けたくなったが、強姦の被害者が加害者の手助けをして
どうするんだ、と思いとどまった。
ブロワ警部はようやくベルトのバックルを外すと、一弥のズボンを下着ごと一気に下ろした。
「わっ」
急に素肌を外気に晒されて、一弥は思わず声を上げた。
反射的に身を縮めようと身体に引きつけた脚は、ブロワ警部に捕らえられ、大きく割り広げられてしまう。
ブロワ警部の視線を感じて、一弥は羞恥に顔を逸らし、ぎゅっと目をつぶった。
「ほうら久城くん、勃って………いないな……。なぜだ…?」
「時間がかかり過ぎなんですよ、警部」
「う、うるさい、君は黙って犯されていたまえ」
ブロワ警部は萎えてしまった一弥の性器を握ると、そのまま口に含んで愛撫を始める。
「やっ…ちょっ…うあっ…」
たまらず一弥は悲鳴を上げる。その声の艶っぽさに自分で驚き、息を呑んだ。
「う…んん!……あ…っ」
(これ…ぼくの声…?)
縛られた腕を捩り、眉をひそめて切なく喘ぐ一弥に、ブロワ警部はひっそりと笑みを浮かべた。
これまでの様子から、久城一弥の性的経験は皆無だと確信したからだ。
自分が一弥の最初の男になれるのだと思うと、ブロワ警部は益々己が高ぶるのを感じた。
これ以上我慢できそうにない。
一弥が極まる直前に口での愛撫を止めると、膝立ちになってサイドボードの上から乳液の瓶を取り、
中身を一弥の秘部に塗りつけた。そのままグッと中指を潜り込ませる。
「痛っ…」
突然の侵入に一弥は悲鳴を上げた。
「い、痛い……ぬ、抜いて下さ……」
「我慢したまえ」
ブロワ警部は音を立てながら指の抜き差しを繰り返した。
「これからもっと大きいものがここに入るというのに、この程度で音を上げてどうする」
「そんな…ああ…ッ!」
容赦なく指が2本に増やされる。
「あぐ…っ…うっ……くっ…」
一弥がくぐもったうめき声を立てた。ぐりぐりと中をくじる指の動きにひたすら耐える。
「…おかしいな…確かこのあたりだと…」
と呟きながら、ブロワ警部は一弥の中を指で探った。やがてブロワ警部の指にしこりのようなものが触れる。
「…これか?」
「うああっ!」
ビクン、と一弥の身体が痙攣するように跳ねた。そのまましこりをぐりぐりと押し続けると、一弥は嬌声を上げながら身体をガクガクと震わせる。
「あ…ああっ…!」
一弥の中が誘い込むようにブロワ警部の指を締めつけてくる。一弥の痴態に、ブロワ警部は眩暈を覚えた。
堪えきれなくなったブロワ警部は、指を引き抜くと、代わりに自分の性器を宛う。
一弥は、ブロワ警部のそそり立った性器が秘部に押しつけられるのを感じた。
「警部、まさか…」
「入れるぞ、久城くん」
そのままブロワ警部が一弥の腰を抱きかかえるように持ち上げたため、
ブロワ警部の性器が今まさに己に挿入されようとしている光景が、一弥の視界に飛び込んできた。
一弥の顔が蒼白になる。
「い、いやです…や、やめて下さい、警部っ…警部……っ」
一弥は必死で哀願し、身を捩って抵抗した。
「行くぞ」
だが一弥の懇願も空しく、ブロワ警部は一気に腰を進めた。
「い、いやだあ…っ!」
(ぬるっ)
「………え…?」
ブロワ警部の性器は一弥の秘部に入り込めず、入口を掠めて滑った。
「ぐっ…な、なぜだ…くそ、もう一度だ…!」
「………」
「…ええい、そんな目で見るな! 男を抱くのは初めてなんだから、上手くできなくても仕方がないだろう!
それより君のここは狭くてきつすぎる。もう少しゆるめたまえ」
「そんな無茶苦茶な…!」
「力を抜け、久城くん。ほら、深呼吸をして…」
「いやですよ! なんでぼくが協力しないといけないんですか!」
「往生際の悪いやつだな君は。ここまで来たらもう逃げられないのだから、諦めて私の言うことを聞きたまえ」
「お断りします…ん…っ!」
ブロワ警部は前触れもなく一弥にキスを仕掛けた。
最初の時の奪うようなキスとは違い、柔らかく舌を絡め取られ、自然と一弥の息が上がる。
「んっ…ふ…う…」
頭の中に霞がかかったようになって、思考が鈍ってくる。
「……ふ…っ…ん……んンンンっ!!」
突如下半身を襲った激痛に、茫洋としていた一弥の意識が一気に覚醒した。
「…思った通り、君はキスに弱いんだな」
口づけを解いて、ブロワ警部がほくそ笑む。
「ほら、入った。見えるか?」
「あっ…ああ…っ! そんな…っ!」
一弥の視線の先で、ブロワ警部の性器の先端が一弥の秘部に潜り込んでいた。
狭い入口を限界まで押し広げ、そのままゆっくり、ズブズブと奥へ進んでいく。
「いやだああ…っ!」
「……っ」
締め付けがきついのか、ブロワ警部が顔をしかめる。
「痛あっ! 痛い! 抜いて下さい警部…!」
一弥は血の気の引いた顔で叫んだ。
「その頼みは聞けない、なっ…!」
ブロワ警部は腰をぐっと突き入れ、一気に奥まで入り込んだ。
「うあああっ…!」
衝撃と激痛に、一弥が悲鳴をあげる。ブロワ警部はうっとりとした表情で一弥の声に聞き入っていた。
この声は、一弥がブロワ警部のものになった証なのだ。
「分かるか、久城くん。奥まで全部入ったぞ」
「う…っ…ぐ…」
痛みに涙をこぼしながら、一弥はブロワ警部を睨み付ける。
しかし、一弥を手に入れた喜びに浸っているブロワ警部には、その視線すら甘美なものに思われた。
「やっと…やっと久城くんが私のものに…」
感慨深げにブロワ警部が呟く。ヴィクトリカへの復讐という設定はとうに忘れてしまったらしい。
「動くぞ、久城くん」
「や、待っ…」
ブロワ警部はバスローブを脱ぎ捨て、一弥の両足を肩の上に担ぎ上げると、ゆっくりと腰を揺らし始めた。
「あう……く…っ」
引き攣れるような痛みに、一弥が苦しげな声を上げる。
「最初は辛いだろうが…我慢してくれ、久城くん…っ」
腰の動きはすぐに性急なものに変わった。
「ひっ……いや、あ、ああっ…!」
ブロワ警部の動きに合わせて、一弥の声が上がる。
「っ…ふ…く…あっ…あっ…」
一弥は懸命に声を押し殺そうとした。だが、手で口を塞ぐことができないため、抑えきれなかった声が
どうしても洩れてしまう。自らの上げる嬌声に動揺し、その度に中を犯すブロワ警部を無意識に締めつけた。
「あっ…」
その度にまた声を上げてしまう一弥に、ブロワ警部はどうしようもなく興奮した。
「久城くん…久城くん…っ!」
「あああああ…っ!」
激しく突き上げられ、小柄な一弥の身体はブロワ警部の思うままに揺さぶられた。
頭上で両手を縛られたまま、揺すり上げられている一弥の姿に、ブロワ警部の情欲が更に煽られる。
一弥の頬に手を当て、こぼれる涙を親指で拭いながら、
「久城くん、可愛い、可愛いぞ…!」
「な、何を…っ」
一弥がぎょっとした顔でのけぞる。その拍子にまたブロワ警部を締めつけてしまう。
「ふあっ!」
「…可愛い…!」
「う…ぐ…っ」
ブロワ警部が乗り出すようにして一弥にキスをした。更に奥までブロワ警部に突かれて一弥が呻き声を上げる。
「私の…私のものだ…っ! 久城くん…!」
ブロワ警部が一弥の耳元で熱を込めて囁く。
その時、ブロワ警部の性器の先端が、先ほど指で見つけた一弥の感じる場所を抉った。
「あうっ!」
「くっ…」
一弥の中に収めたものをぎゅっと締めつけられて、ブロワ警部が呻く。限界が近かった。
到達に向けて、ブロワ警部の腰の動きが速くなる。ブロワ警部の意図を察して、一弥の顔が青ざめた。
「け、警部…やめて…ください…!」
「…っ…中に、出すぞ、久城くん…!」
「いやです…許して、許して下さ…っ…警部…っ!」
初めて経験する激しさで突き上げられながら、一弥は哀願した。だが、ブロワ警部は腰の動きを更に速めていく。
「久城くん、久城くん…行くぞ…!」
「いやだあぁっ!」
「…う…っ!」
一言、呻いてブロワ警部が達した。
「いやああっ…あぁぁぁ…ッ!!」
一弥の中にドクドクと熱い液体が勢い良く流れ込んでくる。
それを身体の一番奥で受けとめ、ビクビクと身体を震わせながら一弥も達した。
[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
溢れる萌えに任せて書きまくったら無駄に長くて33レス分になってしまったので半分に分けます。
コレデマダエロガハンブンダナンテカキスギダヨ…orz
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