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極×黒

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

554続き

「まだまだ、これからだよ」
極/東/マネージャーは黒サキの腹の上にローションを垂らした。
火照った身体に冷たいローションが心地良い。しかしすぐに体温で温くなっていく。
脇腹の方に流れていく粘性のあるローションは、這いずり回る虫のように黒サキの身体を刺激していく。
「……くぅっ!」
極/東/マネージャーはローションを下の方まで塗り広げるように愛撫した。
「……はっ……んんっ……はぁっ……」
噛みしめた唇の間から喘ぎが逃げていく。
ローションに濡れた手で陰茎を握られた途端、黒サキの身体が反り返った。
「あうっ!」
白濁が自分の腹を濡らした。
射精しても黒サキ自身は力を失わない。
極/東/マネージャーの繊細な指は鈴口を刺激し、自身に絡みつく。
ほんの少し身じろいだだけで痺れるような愉悦が背筋を駆け上がった。
極/東/マネージャーは後ろに手を伸ばし、後孔に指を入れた。
「んんっ!……っ……う……」
中で蠢く指は黒サキを狂わせる。
剥き出しの神経を直接嬲られ、全て快感に変換されていくようだった。
汗も、張り付く髪も、自分の吐く息さえも、何もかもが気持ちいい。
身体が、暴走を始めた。
「は……っあ……はぁっ……はぁっ」
黒サキは口を開き、酸素と懸命に取り込もうと短い呼吸を繰り返した。
声が、堪えきれなくなっていく。

薬物の効果の前には人の意思など全く意味をなさない事は、これまでの経験で身に染みて知っている。
それでも抵抗せずにはいられなかった。
後ろを弄られて、二度精を吐き出したことは覚えている。
いや、三度か。もうそれすらも怪しくなってきている。
黒サキは怒濤のように押し寄せる快感を受け止めることだけで精一杯だった。
「も…う、や……め……っ」
思わず漏らした言葉を、すぐに悔やんだ。
言わなかったことにしたい、聞かなかったことにして欲しい。
けれど、そんな願いは無駄だと思い知らされる。
「止めて欲しい? なら、誓うかい? 私に、絶対服従を」
できはしまい、と確信している口調で嗤う。
「そうすれば、考えてあげないでもない。なんなら、優しくしてあげようか?」
できない。今はまだ。できない。
飼い犬になることと人形になることは違う。
この男に堕ちれば、自分は自分ではなくなってしまう。
黒サキは夢中で首を振った。
「うん、それでこそ君だ」
満足そうに微笑むと、極/東/マネージャーは指を引き抜き、黒サキの足を抱え上げて黒サキを貫いた。
「あああっ!」
挿入された刺激だけで達してしまった。

極/東/マネージャーに中を抉られ掻き回されて、身体の芯がとろけそうになる。
黒サキのその部分は勝手に極/東/マネージャーを歓喜をもって迎え入れ、名残惜しそうに締め付ける。
薬によって増幅された快感が黒サキの矜持を喰い荒らしていった。
「……っは……ああっ……あっ、あっ……んんっ、あ……」
肉と肉が擦れる度にグチャグチャと響く淫靡な音や、自分の淫らなよがり声が耳を打つ。それすらも刺激になって官能を昂ぶらせていくのだった。
「可愛い顔をするんだね」
極/東/マネージャーは黒サキの顎を掴んで唇を重ねた。口内を舌で嬲られる。
「んっ……んんっ……ふ……」
無意識のうちに黒サキは舌を絡めていた。
「君はリ千ャードとしたの?」
唇を離した極/東/マネージャーが訊いた。
黒サキは首を振った。つもりだった。が、僅かに首を横に向ける動きしかできない。
それでも否定の意をくみ取ったのか極/東/マネージャーは「へえ」と言うように片方の眉を少し上げた。
「随分と臆病なことだ」
ククッと喉の奥で嗤う。
「考えたこともなかったのかな? 抱きたいとか……。それとも抱かれたかった?」
自分は内/海をどうしたかったのだろう。
抱きたかったのか。自分の下に組み敷いて喘がせたかったのか。
自分の手であのポーカーフェイスにも似た笑顔を歪ませて、そして泣かせて……?
それとも抱かれたかったのだろうか?
今、自分を責め立てている男ではなく内/海にそうされたかったのか?

内/海はどのように自分を扱うのだろうか? この男のように? それとも全く違うのか。
内/海の手は、唇は……。内/海はどんな声を上げるのだろうか。
内/海は、内/海は、内/海は……。
違う男に貫かれながら内/海の事ばかりを考える。
「う……っ、アアッ……」
「何を考えてる? 黒サキクン?」
不意に極/東/マネージャーが耳元で囁いた。
わざと内/海のあの口調を真似るように。
全く似てなどいない。声も違う。なのに……。
「黒サキクン?」
(止めて……くれ。その、呼び方……)
極/東/マネージャーの顔が内/海の顔にすり替わる。
(違う……!違う、違う……!)
何が違うのか、わからないままに黒サキは否定し続ける。
極/東/マネージャーの手の繊細な動きと、優しげな囁く声。残酷な笑い。
幻覚を見せる効果もあるのか。何度うち消しても内/海が浮かんでくる。
二人に犯されている様な錯覚さえ起こして、気が、狂いそうだった。
薬の所為にして逃げてしまえば、楽になれるのだろうか……?
楽になりたい。
そう考える一方で、逃げるなと叫ぶ自分がいる。逃げたら終わりだと。
しかし、そんな葛藤も過ぎた快感に押し流されて泡のように消えていった。
身体は熱く溶けてなくなり、貪欲に快楽を貪るだけの肉塊になってしまったようだ。
意識が端から屈辱の快感に塗りつぶされていく。
もう、何もわからなくなった。

正気を取り戻した時、極/東/マネージャーは既に身なりを整えて、黒サキに背を向けていた。
後ろの指錠は既に外されている。
黒サキは身体を起こそうとして、失敗した。
「まだ無理だよ」
極/東/マネージャーは少し笑う。
黒サキは諦めて、ベッドに転がった。裸を見られることなど今更だ。
シーツが汚れていたがそれも気にしないことにした。どうせ汗と精液で全身ぐちゃぐちゃに汚れたままだ。
「思ったよりも持続力は短かったね。この辺りはまだまだ改良の余地ありかな」
(薬の試験も兼ねていたわけか。さすがにソツがない……)
黒サキは苦々しくため息を吐いた。極/東/マネージャーならその程度のことはやりそうだ。
「どの辺りまで覚えている?」
「どの辺りって……」
「君が腰を使いながら『もっと、もっと』ってせがんだ事とか」
「……」
返す言葉が見つからない。
「君がリ千ャードの名を呼びながらイッたとか。ホントに覚えてない?」
「……カンベンしてください……」
自分が覚えていない以上真実かどうかは五分と五分だが、改めて言われるといたたまれない。
「じゃあ、私に服従を誓ったことも覚えていないのかな?」
「まさか!」
黒サキは半分身を起こし、反射的に叫んだ。

霞のかかる記憶の向こうでぼんやりと覚えている。絶対服従を誓うか?と聞かれたことを。それに対して自分は拒否したはずだ。
「ぼくは確か……!」
狼狽えて、思わず発した一人称が普段同僚達と話す時のそれに代わっている事にすら気付かなかった。
「確かにね。一度は拒否したよ。でも、その後で君は私に助けと赦しを求めてきた。何でもするからってね」
「そんな、バカな……」
こればかりは信じられない。
それにしても、さっきから極/東/マネージャーは自分に背を向けて何をしているのか。
「信じられないのも無理はない。だけど、君は私のモノだ」
極/東/マネージャーが振り返り、何をしていたのかが判った。
手にしたナイフ。黒サキはそのナイフをよく知っていた。
鞘と柄に細かな細工の入った特注品。鞘を持ち、その柄の底をライターの火で炙っている。
火で炙っているのはそこに付いた紋章。焼き印に使う。
「まさか……」
自分の所有物に極/東/マネージャーが火で刻印をする。その時に使うのはこのナイフだ。
見たことがある。
泣き叫び赦しを請う少年の胸に極/東/マネージャーは薄笑いを浮かべながらナイフを押しつけていた。その後の少年の運命も黒サキは知っていた。
そのナイフを手に、今は自分に向かってくるのだ。
黒サキは背筋に冷たいものが走り、思わず後ずさった。
「じょう……だん……」

抗おうとするが身体に力が入らない。極/東/マネージャーにあっさりと押さえつけられてしまう。
胸かと思っていたらそれ以上にとんでもない所だった。
「大人しくできないなら人を呼ぶよ」
極/東/マネージャーは黒サキの足を広げさせると、左足の付け根にナイフを近づけた。
「ちょ……っと、待……ってくださ……アアッ! くぅっ……!」
ナイフの柄を押し当てられると同時に身体が跳ね上がり、反り返って強ばる。
じりじりとという音と皮膚の焼ける匂いが漂ってくる。
消えない刻印を黒サキの身体に付けて極/東/マネージャーが身を起こしても、黒サキは肩で息をしながらぐったりと身を投げ出したままだった。
(嘘、だろう……?)
極/東/マネージャーは動けずにいる黒サキを一瞥すると、ベッドサイドのテーブルにナイフを置いて
部屋を出ていこうとドアに向かう。
「船を降りて君が何をするのも自由だけど、詐欺師だけはやめておいた方がいいね。君には向かない」
ドアに手をかけて、思い返したように振り返った。
「ああ、それからさっき言った事は全部冗談だよ」
「さっき……?」

「君は何も言わなかった。よがったのは本当だけどね。君の精神力には本当に感心するね、
最後まで無駄な抵抗をし続けていたよ」
入ってきた時と同じ足取りで極/東/マネージャーは出ていった。
ドアが閉まると黒サキは一気に脱力した。
が、いつまでもじっとしてもいられない。先ずしなくてはならないことがある。
黒サキはのろのろと身を起こし、極/東/マネージャーの残していったナイフを手にした。
極/東/マネージャーの刻印など冗談ではない。こんな場所にあるのなら尚更だ。
肩や、胸にあるのとは訳が違う。
こんな物、えぐり取ってやる。皮膚を削ぎ、焼いて血止めすれば他の傷に紛れて判らなくなる。
刻印がなくなったからと言って極/東/マネージャーの手から逃れられるとは思わない。
しかし、自分の身体に付いていると思うだけで一分一秒でも我慢ならなかった。
足を開き、未だジクジクと痛み続ける火傷の痕に鞘から抜いたナイフを突き立てようとして、
気が付いた。
「……え?」
違う。ただの丸い火傷の痕だ。
黒サキは思わず自分が手にしているナイフを見た。
これは極/東/マネージャーが使っているナイフに似せてあるが違う物だった。
職人芸の細かな彫刻が施されたあのナイフに比べれば造りが全くお粗末だ。
何よりも柄にはあの紋章が付いていない。
そもそもあの極/東/マネージャーが自分のナイフをこんな所に置いていくわけなどないではないか。

「は……ははっ……」
力の抜けた乾いた笑いが口をついて出た。
自分は極/東/マネージャー言葉を真に受けて滑稽なほど焦り、必死に拒んだ。
極/東/マネージャーはさぞかし満足して行ったのだろう。
まんまと騙され、乗せられた自分に腹が立つ。
『君は詐欺師には向かない』
極/東/マネージャーの声が甦ってくる。
「くそっ!」
怒りにまかせて投げつけたナイフは正面の壁に深々と突き刺さった。
最後の最後まで極/東/マネージャーにはしてやられた。
それは、ひとえに自分の脇の甘さ故だ。
早く浮上しなくては。
弱肉強食の世界。
弱った奴は弱ったところから食われていく。助けてやろうなどと言う優しさは罠でしかない。
弱みを見せれば、際限なく食い散らかされて骨も残らない。
食われたくなければ牙を剥き、爪を研げ。
黒サキはふらつく足を叱咤してシャワールームに向かった。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

予定数に入りきらず、長くなってしまいました
改行し忘れがいくつかあって読みにくい所もあり、申し訳ないです
長々と失礼しました

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