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おおちゃか

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

また
ただ今昼ドラ脚本家×ただ今オカマ役俳優
先日までやっていた公演後、皆で遊園地に行ったらしいので。

クウキヨマズニ トウカシマス

パシャリ。
ポラロイドカメラから出てきたソレをぺらぺらと振る。そうすると早く見れるって聞いたような。
「振っても関係ないよ」
「そうなの?」
「…あ、暗い」
四角い中に表れた自分の姿に、亞辺くんが呟いた。
フラッシュたき忘れたし、これ…俺の影で暗くなってる。
…近づきすぎたかな。
まぁいいや。他にも何枚か撮ったし、これから外に行くしね。
何年ぶりかな、遊園地なんか。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐

……ぁー、頭がね。ぼぅっとする。いや、すわーっとする。表現しにくいけど。
テンションが上がってるのか下がってるのかよく分からない。一周して、多分いい気分。
遊園地なんかそう来ないしね。塔も、ここから見ると結構迫力あるよ。
なんて事を考えながらメリーゴーラウンドの四十路をパシャリ。
出てきたものをやっぱり振ると、横からにゅっと小さな頭が現れた。
「振っても関係ないよ」
「うん」
返事しつつそのままぺらぺら振って、ポケットに突っ込んだ。多分ブレてる。うん、まぁいいや。

ぐるぐる廻る遊具を見て、亞辺くんがくすくす笑う。少し俯いて、軽く口元を押さえて。
帽子で顔がよく見えない。代わりに、もみあげや襟足のふわふわした金髪が見えている。
つやつやの黒髪もいいけど、ヒヨコのようなこの髪も似合う。色白の肌にぴったりだから。
「…痛い、句洞さん痛いもみあげ痛い」
「ぁ、ごめん」
思わずつまんでいたらしい。手を離しても、柔らかい感触が指に残ってる。
不満そうな目が俺を見て、すぐ逸らされた。
「…なんか、目の下にくまがある」
回転するおっさんと馬達を眺めながら、小さな声で呟く。
「ん、メイク。…うそ」
「…や、嘘は分かってるけど。大丈夫?」
ちら、とまたこっちを向く目。色の淡い、ビー玉みたいにキレイな瞳。
だって、来たかったんだよ。亞辺くんと遊園地。
どれだけ必死だったか、もう格好悪くて言えないくらい。
「大丈夫」
「ほんと?」
頷いて、少しかさついてるけど柔らかい手に緩く指を絡めた。
あぁ、頑張って仕事終えて良かった。君と手を繋げられる。
「大丈夫。寝てないだけだから」
痛い、と聞こえるまで、小さな手を強く握った。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )お目汚しスマソ

ユウエンチナンテ… ミンナカワユス

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