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マサルさん

かなりご都合主義な小説です。

「なんだこれ」

目を覚ますと辺りは暗闇だった。
否、周りが暗いのではなかった。目隠しされている。
それを外そうと手を伸ばすがジャリ、と金属のこすれるような音がしただけでそれは敵わなかった。手首が痛い。
足などは自由だったので、立ち上がろうと力を入れるがすぐさま後ろに引っ張られる。手首を縛っている何かが壁にでも繋がっているのだろう。

「くっそ・・なんでこんな事に」

遅刻の常習犯はまだ来ない。
ヨシノを始め大人に分類される人々は、仕事なのだから遅れてくることはめったにない。トーマもまだ未成年ながら、この仕事に誇りと責任を持っていた。
大はなんだかんだいって普通の中学生なのだ。
色々不都合もあるのだろう、と今まで少しの遅刻は容認してきだが
―――さすがに1時間遅刻は見逃せない

「・・遅い。先に始めてしまってはどうですか、指令」
「いや、2度手間になるだろう。心配しなくてももう来る」
「さっき、妹さんに確認したら30分以上前に家を出ているそうよ。寄り道してたとしてももう来るでしょ」

携帯を弄りながらヨシノは答える。
メールの相手は妹だろう。
いつのまにアドレスを交換しあったのかは謎である。

「そんな事しなくても、大君って通信機持ってるんだからそこに連絡してみる?」
「あ」

オペレーターの間延びした声が響いた。

『大君?聞こえる?』
「ん・・ああ?そうか、通信機があったか」
『大君?今、何処なの?遅刻してみんな怒ってるわよー」
「それどころじゃねえんだ!!」
『?』
「―――アグモンが攫われた!」

少しずつ思い出してきた。
ぼんやりしていた記憶が鮮明なものに変わる。

大とアグモンはいつも通り大がアグモンを背負うという形でDAT本部に向かっていた。
さすがに毎度毎度の事で大は抗議したのだが

「アニキが俺は人形だから動くなって」

という一言で丸く収められてしまった。
デジヴァイスに入りたくないと言うアグモンを尊重すれば
大が背負っていくのが一番平和な方法だと考えつつも、納得がいかない。
ぎらぎら、と地面を焼くような太陽。
喧嘩で鍛えていても、自分より重量のあるアグモンを背負ってのロードワークはとてもキツイ。
漢に二言はねえ!がモットーの大は浮かんでくる不満を消し去り、無心になって道を歩いていたのだ。

「すみません」

歩くのに全神経を注いでいた大は一瞬判断が遅れる。
いきなり変な匂いのしみこんだ布を口元に当てられ、気を失ってしまったのだ。薄れていく意識の中、背中が急に軽くなる。
アグモンを持ち上げている男の姿が見えた。

―――まさか、こいつらアグモンを狙って・・!

そこで意識は途絶えた。

『という訳なんだけどよ・・・』

大の言葉にDATメンバーは大きくため息をついた。
遅刻だけでなく、アグモンを奪われるなんて

「・・デジモン反応を探ってみます。それと、大君は今何処に・・」
「ああ!デジモン反応此方に近づいてきています」

オペレーターの質問は別のオペレーターによって阻まれた。

『なんだと・・!?』

DAT本部にドタドタ、と荒い足音が響く。

「ララモン、」
「・・ガオモン」

少しの緊張が走る。
ごくり、と誰かの唾を飲み込む音が聞こえた気がした。

「た、大変だよーアニキがーー!」

「アグ、モン?」

開いた扉の向こうにいたのはアグモン1匹で。
トーマが念のためと扉の外を確認するが何の影も見えない。
どういうこと、とヨシノは首をかしげた。

『アグモンーー!?無事なのか』
「ア、アニキー!アニキこそ大丈夫ー?」
『ああ、俺は無事だぜ。ちょっとばかし身動きとれねえけどな」

「君はいったいどういう状況にいるんだ?」

アグモンが無事だったということで、微かに安堵の空気が漂う。
が、大の一言で辺りの空気が凍った。

『どうって・・目隠しされて縛られて動けねえんだ。くっそーーこの大門大さまをなめやがって・・!』
「―――縛られ・・?」
「め、目隠し・・・・?」

ヨシノの顔が歪む。トーマは少し眉間を寄せた。
2人の思考はある1つの答えを瞬時に導き出していた。
大はそんな事も露知らず、けんか番長をなめんじゃねー、正々堂々勝負しろー、と叫んでいる。

「あんた、何もされてない?」
『はあ?何、ってなんだ―――』

ぐしゃ、と何かが潰れる音がして激しいノイズの後通信機は通じなくなってしまった。

「ちょっと!大!?」

「・・探知は出来ましたか?」
「ええ、R地区のkポイント・・此処には倉庫があるわね」

「―――っ」

「マスター?」
「トーマ、待ちなさいよ!」

ヨシノの声が段々と小さくなっていく。
追いかけてきてないのか、自分が離してしまったのか。
トーマは酷い不快感に襲われる。

なんなんだ、あいつは。
大体隙だらけなのだ。
危機感も持ち合わせていないのか。
ふざけるな。

―――無事で居ろ

トーマ自身もこの気持ちが何なのか分からなかった。

まだ此処までしか書けてない・・。
親父×マサルの無理矢理ネタを書く予定なんだが
今日はもう書けないので、誰か続きを引き継いでくれる方がいたらヨロシク!
漏れも5話までには書くぞ・・

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                    |  デズモン最新作
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  エロ初書きなのでぬるくてゴメン
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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エロ初書き小説2度目という事で大目に見て下さい・・

「初めまして、大門大くん」
「誰だよ、お前」

大は聞き覚えのない声に眉を寄せた。
ということは、こいつが俺とアグモンを引き離した奴って事か・・
アグモンは無事だったか、大は自分が縛り付けられていることが気に入らない。
喧嘩なら正々堂々勝負しろってか離せ、と抗議すると目の前(に居るであろう)の男はくくっ、と小さな笑い声をあげた。

「いいねえ・・さすが大門大だ」
「はあ?アグモンは渡さねーぞ!」
「アグモン?・・ああ、あの人形のことか。あれは君を運ぶのには邪魔だから捨てたよ」
「!アグモン目当てじゃないのか?」
「私の目的は君だよ―――大くん」
名前を呼ばれてぞわり、と鳥肌がたつ。気持ち悪い。
喧嘩するときは未知の相手とか強い相手だったら、気分が高揚するのに。
この状況だって、普段よりちょっと不利なだけでいつもと変わらないはずなのに。

「誘拐されたのか、俺!?」
「ご名答」
くくく、と男は笑う。
その声はどこか楽しげだ。
「金ならうちは母子家庭だから無いぜ」
「金か・・・」
男は大の顔に触れた。
視覚が封じられてるので、突然のことに大は戸惑う。
足は自由なのだから蹴り上げればよかったのだが、それを考えつく前に唇を封じられた。
「・・・っ、ん・・」
入り込んでくる異物。大はそれを排除しようと舌を動かすが逆に舌を絡ませられた。口内を犯されながらも、朦朧としてきた思考を働かせもう1つ異物があるのに気が付いた。
男の舌がそれを奥に押し込む。抵抗する気力のない大はそれを飲み込んでしまった。

やっとくちびるが離されて、大は激しく咳き込む。
気持ち悪い。気持ち悪い。
今すぐうがいでもなんでもとにかく口を消毒したい。
「・・・っ・・なん・・なんだよ・・お前・・」
口調に力が無くなっていく。頭が凄くぼんやりする。力が入らない。

「効いてきたようだな・・流石さゆりの息子だ・・そっくりだ」
「母、さん・・・?」
「私はね幼い頃からずっとさゆりだけを見てきたのに、あいつときたら他の男と・・」
「そんなの・・母さんの勝手だ・・ろ」
「私だって忘れようとしたさ。だが、君を見たら止められなくなったんだ」

男の手が大の衣服を掴む。
小気味よい音と一緒に大の肌が空気に晒される。
「・・ん・・あ・・この・・やろ・・」
男は大の胸の突起を弄び始める。
言葉とは裏腹に電撃を浴びたような感覚が体の中を巡る。
視覚を封じられたせいか敏感になってしまう。その間も男は大の上半身を弄ぶ。
「なんでここ、こんなに固いんだ?まさか感じてるんじゃないのか?」
「う・・るせえ」
男の舌がしつこく突起を刺激する。
体が熱い。

「さて、下はどうなってるかな」
男は大のベルトに手をかけた。
抵抗しようと体を動かすがどうしても力が入らない。
あっという間に大のそれは男の前に晒されてしまった。
「イきたいか?だが、私が先だな」
カチャカチャとベルトをはずす音が聞こえる。
攻める手が休まったことに大は安堵するがそれも一瞬のことだった。
大の口元に男のそれが突き出される。
「私を満足させて見ろ、方法はわかるだろう?」
「黙れ・・誰が・・そんな・・事」
「それでは、母親と妹にやってもらおうかな」
「・・!?」
大は言葉に詰まる。
父がいなくなってから守ろうと決めた家族。
あいつらに手をださせる訳には―――
大は男のそれを口に入れた。男が小さく笑った声が聞こえる。
大は昔、本で読んだという小さな記憶を頼りに舌を動かす。
まさかこんな形でその知識を使うことになるとは。もう、大は何も考えられなくなってきた。
「へへへ・・いい感じだぜ。地元じゃ名の知れた喧嘩番長がなあ・・」
男はそう言って自分のそれを大の口から抜く。

大の体になま暖かい物が降り注ぐ。
口の中にも入ってきたそれはひどく苦い。
大はまた咳き込んだ。
「酷いなあ・・」
男は笑いながらその様子を眺めていると、扉の方から1つの足音が近づいてくるのに気が付いた。

「大―――!?」
いくつかの扉を開け辿り着いた先には、男とトーマの探していた人物の姿があった。
「・・トーマ・・?」
ほぼ生まれたままの姿の上男の精液をかけられている大を見て、トーマは目の前が真っ暗になった。
体が勝手に男を殴りつけていた。
(・・こんな奴、殺してしまった方が・・)
「・・トーマか?」
頭に血が上っていたトーマに冷水のごとく大の声が響く。

「平気か・・?」
手錠は今すぐにははずせないので、先に目隠しをとってやる。
大はぼんやりとした顔でトーマを見据えた。
「そんな・・訳ねえだろ・・ったく酷い目に・・あったぜ・・」

気持ちわりい、と呟く大に顔に涙の跡があるのを見て、トーマは目を見開いた。
強がっていてもやはり少しは怖かったのだろうか。

「・・大」
「なん―――」

大の唇をトーマが塞ぐ。

「・・・っ・・ぁ・・」

舌が侵入してくる。
だけど、大は拒まなかった。
先程のような不快感は感じなかったからだ。それに、もう抵抗する体力も残っていなかった。

「・・トーマ」

唇が離される。
大はトーマに問いかけようとして声を発するが、それは最後まで音にならずに消えてしまった。強い光が大の目の前を遮ったのだ。

「記憶処理、完了」

「アニキーよかったー!」
「本当よ、トーマが駆け付けてくれなかったら一体どうなってたか」
「どうって、どうもなんねえよ。相手は男だしな」

「ま、でも礼はいっとくぜ」
「・・もうちょっと危機感を持つことだな」

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 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
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お粗末さまでした。
無駄に長いけど読んでくれた方サンクス!
次はもう少し修業してくるよOTL
記憶処理機械が出てきたから温めてたネタですた。


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