最強伝説黒沢 仲根×黒沢
更新日: 2011-04-30 (土) 10:23:58
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| 最/強/伝/説黒/沢で仲/根黒/沢
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| でもモノローグオンリー…
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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ふっと目が覚めた。カーテンの隙間から朝日が差し込むがまだ部屋はまだほの暗いままだ。
枕に突っ伏したまま仲/根は枕もとの携帯をひろげた。
AM5:10
早すぎる。中途半端に目が覚めるとはついてねえぜ。
でも寝なおそうとして目を閉じてももう眠ることは出来ない。
「…」
いらだって固く目を閉じる。
「………」
何の気配もしない。いるのは仲/根一人。静か過ぎる…
目を閉じてその沈黙の中にいると、何かしこりのようなものが仲根の中をつつきまわす。
しこり…?それとも形にならないもやもやか…?
とにかくこれ以上目を閉じていることは我慢できない。目を開いてもやることはないが、
とりあえず仲根は携帯を開いた。なにかもてあそんでいればそれを感じることはないから。
まず何とはなしに着信履歴をみる。
学校の知り合いと遊び相手の名がずらりと並んでも仲/根の目は滑るだけで何も感じない。
”違う…”
そして留守番電話。だが声が流れてきた途端、仲/根は切っていた。
”違う…”
違う…お前らじゃねえ…オレは…
「兄さん」
ふいに口から漏れた。
「兄さん」
呼ぶたびに中のものが疼きだす。
たまらず画像フォルダから「兄さん」の写真を取り出した。
作業員姿の男。がっちりとした体を作業服が引き立てる。なにか指示を下しているのだろうか、
厳しいまなざしの横顔。
「はあ…兄さん」
兄さんー黒/沢の写真をみているだけでひりつくような疼きが優しい暖かさに変わっていく。
男の中の男ー思うだけで疼きがとまらない。
今頃兄さんは何しているのだろうか…話がしたい…
しかしまだ朝だ…兄さんはきっと寝ている。だけど会いたい…話がしたい…
それでも今電話すれば兄さんの声ぐらいは聞けるだろう。声だけでも聞きたい…
そう、一人のときは。
そう、一人。オレは今一人なのだ…一人きりなのだ…
気づいてしまうと疼きは再びひりつき、仲/根を締め付ける。
「兄さん…」
現場の連中は今日仕事が始まれば兄さんに会える。今日だけじゃなく明日も明後日もずっと…
いつでも話せるじゃないか…でもオレは…会えない。
オレは一人だ…兄さん…会いたいのは兄さんだけなのに…
「好きだ…兄さん…」
再び携帯の待ち受けに戻す。
AM5:43
兄さん…オレも一人だよ…
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ …萌えを叫ぶだけになっちゃった…
| | | | ピッ (・∀・ )
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