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SIREN2

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  映画化もしたホラーゲームの2。 三→永。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  微妙にネタバレかも。
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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一人前にしてやらんとな、と、その子供っぽい顔を見た時から思っていた。
別に長井に限ったことではない。
新入りを鍛え、育て、一人前の自衛官にする。それが上官の仕事であり、本分だった。
厳しすぎるとか人間味がないという評価は、むしろ望むところだった。
まして成績優秀な長井のこと。甘やかして駄目にするより、厳しく鍛えてやりたかった。

三澤の考えは、まだペーペーの長井の理解を得ることはできなかった。
長井は三澤ではなく、置田に懐いた。
子犬のように置田の後をついて回り、実家から届いたという野菜をどっさり抱えて置田の部屋の扉を叩く長井を見て、愉快な気分にはなれなかった。
むしろ不愉快に感じていると、気付いたのはいつだったか。

そういえば、と三澤は考える。
長井が自分の前で笑ったことはあっただろうか。
否。
思い浮かぶのは、緊張した顔、泥で汚れて疲弊した顔、涙でぐしょぐしょに濡れた顔、怒りの顔、憎悪の顔。
笑い顔を思い浮かべれば、それはいつも自分の方を向いてはいない。他の誰かに笑いかける横顔だ。

「なーがいくん」
三澤は、暗闇に浮かぶ長井の幻影に呼びかける。
「いっしょにあそびましょー」
廃墟の壁にぶつかり、響き、消えた声と共に、長井の顔も見えなくなった。

なーがいくん、あーそびましょ。

銃に弾丸をこめながら、今度は口の中で呟いた。

なぁ長井。
一緒に行こうぜ。
あちら側もこちら側もどうでもいいが、お前のことだけはどうでもよくねぇんだよ。

暗闇の中に小さく響いた足音に向けて、三澤は銃を構えた。

もう諦めろ、俺と一緒に来い。
怖い思いをさんざんしただろう。もうそんな必要はない。ここには恐怖も悲しみもない。
色々話したいことがある。いや、こっちに来れば話さなくてもきっとわかる。

そうすれば、お前はきっと俺にも笑いかけるに違いない。

ライトの光が視界を焼いた。
忌まわしい光の中、三澤の目に映ったのは、憎悪に歪んだ表情ではなく、欲しくてたまらなかった明るい笑顔だった。

三澤は笑みを浮かべたまま一歩踏み出し、引鉄にかけた指に力を込めた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ エロも何もなくてスマソ
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 | |                | |       ◇⊂    ) __
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あの台詞といい執着の仕方といい、恋にしか見えないよ三佐。

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