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アストロ球団 7&1

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                    |  某走召人王求団ドラマ版の7&1
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  第六王求前半丸太特訓の後
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 捏造しまくりだゴルァ!
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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日が沈む頃には王求一の背中は赤黒く腫れ上がっていた。
縄を解かれ、崩れそうな体を精一杯こらえる王求一を、王求八が背負い宿舎に戻った。
「湯沸かせ、湯。あと布もいっかな」
「王求一さんをお任せしてもよろしいですか」
頭をさげる王求三郎の肩を王求七はかるく叩いた。

熱い湯で布を絞り、王求七は布団に横たわる王求一の背にそっとあてた。
「っん」
王求一の息をのむ声が王求七の耳をかすめた。
手を止めて王求一を伺うと、枕にうずめた顔を振り、なんでもねえ続けろと促す。
背中にたまった血をていねいに拭い、一面にひろがる傷に王求七は唇をかんだ。
「背中、どんなだ?」
「…大したことねえ、よくある打ち身にすり傷。王求三郎のヤツうまくぶつけやがったな」
王求七は手が赤くなるのも構わず熱い湯に取り替え、新しい布で王求一の傷をもう一度拭き清めた。
「こんな傷ぐらい、この王求七に任せろっての。
一座にいた頃はこんなの日常茶飯ごと、そのたんびに医者に行くわけにもいかねえし、慣れたもんだぜ」
とりとめもなく王求七は言葉をつなぎ、薬箱をあさって消毒薬と軟膏を選んだ。
王求七が傷を探るたびに、反射的に王求一の肩が震え、枕を抱えた両手が強く握りしめられる。
布を裂き、練った薬を塗りつけ傷口にあてる。
冷たい感触に、びくりっと背筋がうねり、堪えきれないうめき声が漏れた。

「王求一、包帯巻くから背中あげろ」
王求七は湿布を絆創膏で止め、手早く包帯を巻いた。
「済んだぞ」
王求一の返事はない。
王求七は前にまわり、額に張り付いた髪をかきあげた。いつもはまっすぐに人を見る目が固く閉ざされている。
「お前なぁ我慢強いのもいいが、痛ェなら素直に痛ェって言っちまってもいいんだぜ」
「…そうじゃねえ」
思いつめたように王求一が顔を上げ、荒い息で叫んだ。
「擽ったいんだ!」
「え?」
「触られちまうとダメなんだ、背中とか脇とか。野球やってるときは気にならねぇのに。
さっきから痛ぇのより擽ってぇのが先にきちまって…クソ!」
王求一の茶色の目が王求七をにらんだ。
「てめぇの指が触りまくるから!」
「情けねぇな!」
王求七は声を張り上げた。気が抜けると同時に、理由のない怒りがわき上がる。
「ガキみたいな弱み引きずってんじゃねぇよ。軟弱すぎてヘソが茶ぁ沸かしちまうぜ!」
「何を大声を出しているのです」
王求三郎が静かに入ってきた。その後に王求八の巨体がのっそりと続く。
振り向こうとした王求七に慌てて王求一が「言うなよ」と小声で訴えた。
「俺だってどうにかしてぇんだ、こみっともねぇ」
そっぽを向いて呟いた。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 後半始まる前にうpしたかった
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