Top/13-489

おっさんネタ

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  カップリング以前の、おっさんネタだモナー
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  モデルは居るけど、別人だからな
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ニューアルバム
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) 発売記念だゴルァ!!
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「師匠、お仕事してくださいね…締め切り、明日ですよ~」
師匠のおでこに一筋の血管が浮き出る。
すぐに機嫌を損ねるこの人は、だけど天才だった。
締め切りを破った事など無いのだ。
だけど、気分転換の好きな人だから、僕はいつもヒヤヒヤする。
師匠は作品を産み出す時は壁の四隅に向かってジッとしている。
そこで突然「降りてくる」のをひたすら待っているのだ。
その角で何も浮かばなければ、次の角に行く。
ハプニングは大歓迎。ハプニングから生まれたものは意外性があるから。
師匠は、天才だった。
「どこ行くんです」
「風呂。」
「さっき入ったじゃないですか~ふやけちゃいますよ!」
「ウ ル サ イ 。」
師匠はお風呂が好き。
一番手近な気分転換として、詰まると一日何度も入ったりする。
好きな入浴剤を入れて、好きな香りの中で、ガキデカを読んだり、落語を聞いたり。
少しだけ気の晴れた師匠はまた仕事に取りかかる。
師匠は働き者だ。
気分転換はするけど、休むことはほとんどない。

…なんて考えていたのに、どうも師匠は仕事じゃなくて遊びを始めたようだ。
一番手近な遊び場、ネットへ。
師匠はネカマで遊ぶのが好きだ。
ちやほやされて、満足そうだ。
「師匠、僕そろそろ帰りますけど、仕事ちゃんとやってくださいね。」
「帰れ帰れ。一人にしてくれ」
「なんです、それ。」
だけど寂しそうな口調で言うものだから、もう少し居る事にする。
「師匠、今日はなんてハンドルなんですか?」
「マッハの船」
「そんなんでなんで相手は女性だと思うんですかね…」
師匠は楽しそうだ。
師匠が楽しそうなのは、なんだか嬉しくなる。
「師匠、本当にそろそろ仕事に戻って下さいよ?もしくは、明日にして、寝て下さい。」
「やだやだ、まだ寝たくない」
「子どもみたいに駄々こねないで下さいよ」
「帰っちまえ」
「帰りますけどね。まあ、大丈夫だとは思いますけど。」
また明日来ます、そう言って師匠の家をあとにした。
だけど明日行ったらきっと作品はできている。
そんな人だ。僕の師匠は。

 ____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧  おそまつでした。
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |


このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP