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芸人 チュートリアル徳井×フットボールアワー後藤

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジコマンゾクゲ仁ソトウカシマース
基盤は得碁だけど好きな人に当てはめても

浴槽の中。
ふう、と溜め息を付き備え付けの時計を見ると午後3時を回っていた。
もうすぐ仕事。人々のご機嫌をうかがいに出なければならない。
なーんて。
まだ売れない、おもしろくもないコンビ。毎日ネタ詰めて、合わせて、ネタ詰めての繰り返し。
そんな日々には飽きも来る。
早く逢いたい。けどそんな素振りなんて一生見せたくない。
わざと遅く顔出して、あくまでもダルーい感じ丸出しの先輩ってツラ。
そうでもしないとただ無駄に高いだけのプライドが土壁みたいに壊れそうで

リーンリーンリーン

思考を遮るように電話のベルが鳴った。
こんな時間に電話寄越すなんて相方か…あいつか。
とりあえずバスタオルを腰に巻いて急いで受話器を上げた。
「はい、もしもし」
「ああ、はようせんと打ち合わせ始まるで。」
「…分かった。」
「あと煙草買って来て。」
「はぁ?」
一言だけ吐き捨てるとこっちから電話を切った。
誰に向かって買うて来てゆうとんねん。
むかつく。マジで。

違う銘柄カートンで買って高い金請求したろ。

劇場に行く理由なんて仕事以外でもええんとちゃいますか?
例えば、最愛の人の顔見に行くとか。

□ STOP ピッ ◇⊂(;∀; )ショウジンシマス
ありがとうございました


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